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【雪灯り回廊 in 池上本門寺】

  • 【雪灯り回廊 in 池上本門寺】

3月17日(土)東京都大田区池上にある池上本門寺で
「雪灯り回廊」が行われました。
今回で4回目を迎えるこのイベントは、東日本大震災の鎮魂と
復興支援の願いを込めて開催されています。

▼晴天に恵まれた早朝、長井ダム百秋湖周辺に残る雪を
2台のトラックに積み込み道中の無事を祈りつつ、いざ出発!
   

▼大田区の池上本門寺表参道96段の石段坂。
東京では待ちかねた大勢の方たちが列を作って・・・。


今シーズン東京でも積雪があったようですが、3月のこの時期に見るのは
またひとしおでしょう。毎年長井から運ばれる”雪”は、東京に降るそれより
真っ白だそうで、それを心待ちにしていて下さる方も。

  

トラックから雪が降ろされるとみんな早速雪灯籠を作り始めました。
  

  

都会っこも即席の雪ん子に


▼辺りが暗くなり始めると、灯篭に灯りが点され幻想的な雰囲気に。
  

境内では既にさき始めていたしだれ桜。
花と雪のコラボの中で、アコースティックコンサートも行われました。
  

長井の人の熱い思い、届いたでしょうか。
みんなの温かい気持ち、広がっていったでしょうか。
来年もぜひ続いてくれるといいですね(*^_^*)

参加いただいた地域の方、関係者のみなさん、ありがとうございました。
長井から雪を運んでくださったみなさん、お疲れ様でした!

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2018.03.19:nagaifan27:コメント(0):[■長井の風景]

【水とともに暮らす長井の町場景観を未来へ】

  • 【水とともに暮らす長井の町場景観を未来へ】

(写真・画像提供:長井市役所)

「水の集まるところ」という意味の「長井」の地名。町場のいたるところに
小川や水路が張り巡らされ、また、江戸時代の最上川舟運文化に由来
する古い商家群などが点在しています。

2月13日(火)、長井の町場に大きな発展をもたらした最上川区域と、
長井の市街地の一部である「宮」と「小出」の中心部区域が、『最上川
上流域における長井の町場景観』
として、「景観の国宝」と言われる
国の重要文化的景観に選定されました。


文化的景観とは、自然風土と共に人々が生活を営むことで作られてきた
その地域独特の風景のこと。 ただ単に豊かな自然環境や歴史的価値の
ある建築物が残されているということだけでなく、それらが今もそこに暮らす
人々と関わり続けているのがポイントだとか…φ(。_。;)フムフム

長井の場合、往時を継承する商家群、蔵、水路などが数多く残り、特に
昔から生活用水として利用されてきた水路は現在も暮らしの中に
息づいています。 

▼街なかを東西南北に巡る水路網
 

▼大きな商家の敷地内には水路が引かれ、
 

▼炊事洗い場として利用されていた屋内の「入れカワド」
 

▼大樋川と野呂川の立体水路(市内四ツ谷)

上側の水路からあふれ出た水を下側の水路が受けとめる全国的にも珍しい
構造。何とこの水路は江戸時代の絵図にも描かれているそうで、古くから
生活に根差しているのが伺えます。

▼歴史的建築物には、往時の繁栄ぶりを偲ばせるものだけでなく
 現在も店舗として営業しているものも (゚Д゚;)(゚0゚;)
 

 

さてこれらの景観は、生活スペースの一部だったり、身近すぎて価値に気づき
にくかったりと、直接関わりのある市民以外にはまだまだ認知度が低いのも
現状です。

長井市民だけでなく日本国民にとっても宝物だと言える長井の町場景観を、
将来のまちづくりにどう活用していくか。3月11日(土)、タスビルで文化的景観
に関するシンポジウムが開催されました。

▼多くの市民の方が参加し、関心の高さが伺えます
 
保全・修理、学校教育を通じた普及啓蒙、観光資源として活用などの方策
だけでなく、国内の他の選定地域の取り組み事例も紹介されました。いずれも
景観を保全するためには行政の支援だけでなく、住民同士自身の自発的な
活動が重要なのだとか。

▼会場には長井の古い絵図も
 

ゴールではなくスタートである今回の選定。
先人から預かった文化的景観としての価値を広く共有し、守り磨きつつ、
後世へ引き継ぐためどうすべきか、今後も市民全体で考えていくべき課題
だと思います。( ´・ω) (´・ω・) (・ω・`) (ω・` )

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2018.03.13:nagaifan27:コメント(0):[■長井の風景]

【山形工科短期大学校「卒業制作展」】

  • 【山形工科短期大学校「卒業制作展」】

卒業式シーズンを迎え、三寒四温の長井市。
今日から山形工科短期大学校の卒業制作展が「小桜館」で始まりました。

春らしい桜もようの看板がお出迎え。


▼技能技術を集大成した「階段」。
  

▼建築施工実習課題の「二方転びの踏み台」。
正面から見たとき足が台に対して垂直に見えますが、実は
手前(外側)に傾いています。


製作中の試行錯誤の様子なども写真とともに展示。

▼ひときわ目を引く白いオブジェや、若年技能技術競技大会で受賞した作品も。
  

二階へ続く階段には、道案内のように作品が置かれて。


静かに流れる音楽に誘われて2階へ上がると、
木製の工芸作品が展示されていました。

▼スマホ用のエンクロージャー。ここから音楽が広がっていたのですね。


制作の過程も一目瞭然。




ステンドグラスが美しく映える白い部屋に配置された作品たち。
心地よい癒し空間が作り上げられていました。



会場となった「小桜館」(旧西置賜郡役所)は、現存する郡役所としては
全国で二番目に古い建築物。建物自体も一見の価値があります。

  

■日時 : 3月9日(金) ~ 3月11日(日)  9:30 ~ 16:00
■場所 :  旧置賜郡役所小桜館 (長井市高野町2-7-8) 
■問い合わせ : 山形工科短期大学校 総務部
             TEL:0238-88-1971


今年の卒業生は18名。2年間の学習で培った知識や技術を生かし
これから進んでいく皆さんに心からエールを贈りたいですね。

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2018.03.09:nagaifan27:コメント(0):[■長井の風景]

【早春の風景】

  • 【早春の風景】

今日は啓蟄。土の中から虫もでてくる季節なのでしょうが、
まだまだ足元は白い長井市。それでも先週末、春めいた
陽気に恵まれ、雪解けも一気に加速したようでした。

市の北の玄関口、「長井橋」。
西山の残雪を背景に、小鵜飼船と日本海航路を彫り込んだ球体の上に立つ
道中旅姿の長井商人像が訪れる人を迎えてくれます。

▼橋の対岸側には、未来を担う子供たちが。


さて久しぶりに、冬越しの久保の桜がどうなっているのか見に行きました。



大雪だった今シーズンでしたが、見たところ折れた枝も無く
無事に長い冬を越すことが出来たようです。



今年も美しい花を咲かせてくれることでしょう。

▼ 雪解け水を含んで滔々と流れる最上川。


雪国にもようやく春の足音が聞こえてきました。


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2018.03.06:nagaifan27:コメント(0):[■長井の風景]

【ながい発 新商品マルシェ】

  • 【ながい発 新商品マルシェ】

ひと足早い春が訪れたような快晴が広がった3月4日(日)、
「道の駅 川のみなと長井」にて『ながい発 新商品
マルシェ 食の見本市2018』
が開催されました。(^^)/

▼開始前から行列が!


長井市6次産業化推進委員会が主催したこの見本市には、市内の
多彩な事業者14団体が出展。

▼どのブースも大混雑で…^(・・ )( ・・)^
 
先着で用意していたプレゼントがすぐに終了するほどの盛況ぶり(^_^)/

当日はこんな商品が出展されていました。 (一部紹介します)
『馬のかみしめじんだんまん』『馬肉ラーメン肉まん』


『水もち 黒蜜きな粉』



『馬のかみしめジェラート』


『百恋ジェラート』


『キラリボシ菜の花油  圧搾一番搾り』


『ぶどうジュース永遠楽(とわら)』


好天に恵まれ、市内外から多くのお客様が足を運んでいただいた食の
見本市。ズラリと並んだ出展品はどれも長井ならではの魅力あるもの
ばかりで、お客様は各出展者からの説明に耳を傾けたり、試食を楽しん
だりしていました(*^^)v


◎おまけ
 
「道の駅 川のみなと長井」東側の、いまだ雪の残る最上川河川敷と
土手沿いの様子です。長い冬が終わり、4月の半ば桜の開花時期を
迎えるころ、桜並木の名所『最上川堤防千本桜』として多くの方が
お花見にいらっしゃいます。


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2018.03.05:nagaifan27:コメント(0):[■長井の風景]