脳を鍛える授業手法(隂山メソッド)公開デモ授業 (H29.8.4)

  • 脳を鍛える授業手法(隂山メソッド)公開デモ授業 (H29.8.4)

 「百マス計算」や徹底反復シリーズなど隂山メソッドで有名な隂山英男さんによる公開授業が、8月4日長井小学校体育館で行なわれました。長井市では、脳科学の根拠に基づき、乳幼児からの音読と読み聞かせによる早期国語教育の取り組み(※)を計画しており、この公開授業はそのキックオフとして、教員や保護者の皆さんが音読の大切さや楽しく勉強させるコツを学ぶことを目的に開催したものです。
 この日は夏休み中でしたが、長井小学校の4・5年生21人が参加し、音読、百マス計算、漢字の授業が行われました。最初は恥ずかしさからか声が小さかった子どもたちも、隂山先生のユーモア交じりの元気の良い指導に刺激され、積極的に手を挙げて発表。音読の大切さ、苦手な勉強ほど短時間で集中してすること、勉強前に呼吸を整える(鼻から吸って口から吐く)ことなどを教わりました。児童たちの中には、百マス計算が1回目と2回目で1分も早くなった子もいて、参加者全員が面白かったと答えるほど、大興奮の授業となりました。

(※)長井市では、将来的に世界でも活躍できる人材の育成を目指し、英語教育に力を入れていますが、英語を習得するにはまずは母国語の習得が必要と考えています。そこで、脳科学の根拠に基づき、乳幼児から音読と読み聞かせによる早期国語教育を推進するための「ファミ寺:音読・読み聞かせファミリー寺子屋プロジェクト」を立ち上げました。今後の予定などは、市のホームページをご覧ください。

2017.08.10:[3ch 長井の今]