nagai-isan note

▼■公衆電話

町の中にひっそりとたたずむ公衆電話。
もぅ使われてはいないだろうが独特の存在感を出している。
昔は街の多くの所に置かれて人と人をつなぐための機械だった。
移り変わってゆく時代と町並み。

携帯電話がない頃、
僕は、このボックスの中で汗をかきながら、寒さに震えながら
誰かとの繋がりを必死に守ろうとしたものだった。

この前、ボックスに入ったのはいつだろう。
思い出さないくらい。
便利になった分、僕は、人との繋がりをうまく作れるようになっただろうか。


画像 ( )
2007.01.01:nagai-isan

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