社団法人 長井法人会

▼終活の第一歩「エンディングノート準備編セミナー」終了しました 

 去る12月4日に終活の第一歩として、エンディングノートの書き方準備編のセミナーを一般社団法人終活カウンセラー協会より講師をお招きし開催致しました。
[画像] 
本来であれば、何回かのシリーズで開催される内容ですが、今回は準備編と言う事で、概要とノートを書く上での心構え等を教えて戴きました。
 今後、追加事業として、第2回第3回と開催を検討して参りたいと思います。

以下は、当日の内容です。(途中退席したりしたので、話が前後したり重複したりしておりますが、何卒ご容赦くださいませ)

[画像]
(○×のカードを持参、途中クイズを出題、参加型のセミナー)

平成23年7月 終活カウンセラー協会を設立。
今までに2,000人がカウンセラーの認定試験を実施している。
山形さくらんぼテレビが取材にきた。台湾・韓国の取材があり、徐々に「終活」と言う言葉が浸透してきている。
 昨年、金子信夫流通カウンセラーが、病気で亡くなる前に、残された家族が戸惑わない様に、葬儀等のやり方を書きとめていた事が話題になり、広く知れるようになった。
 終活とは、人生の終焉を考える事によって、自分を見つめ、今をよりよく自分らしく生き、明るく楽しく活動する事。
 なぜ、関心が高くなったか? 芸能人の影響だけではない。日本は、世界一の少子化で高齢化社会になっている。
高齢化社会の定義とは、全人口の65歳以上の方が人口の7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢化社会」と言う。
Q 日本は、何社会でしょう 
A 超高齢化社会 
日本は、平成23年度の国勢調査で、23.3%、24年度では24.1%に上昇、4人に1人が65歳以上の高齢者である。
Q 一世帯何人で暮らしているのが一番多いか?  @4人 A3人 B2人 C1人
A 1人   32%が一番多い
 自分で自分の死を考えなくてはならない時代になっている。昔は考える事は無かった。縁起でもないとして、考えてこなかった時代。今は、周りの人に迷惑をかけたくないという考え方に変わってきた。
●お葬式等
 昭和52年自宅で亡くなる方が一番多かったが、現在は、病院が多い。・・・どこに帰るか?
病院から葬儀社等の安置所へと、業者の言いなりになりがちなので、自分達のペースで考えて行く事が 必要。(後で、費用面でトラブルになりがち)
●介護保険受給者
 574.2万人 65歳以上の17.8%になる。
 地元の地域包括支援センターは @長井市保健センター A慈光園 Bリバーヒル 
●相続関係
 遺産相続5,000万以下でトラブルになっている人が7割、1,000万円以下でも32%が問題になっている現状。現金が少なく、土地等不動産がある人は問題が多い傾向。相続税・基礎控除額の引き下げで、さらに増えると懸念される。


では、何をしていけばよいか?
話しにくい話を家族で話せる環境にしておく事が重要である。

●人生の棚卸
 これまでの生き方を振り返る。
しっかりと思いだし振り返ると、やり残したこと、行きたかったけど行けなかった場所など、色々と出てくる。それが、これからやりた事に繋がる。
 終活とは、身辺整理や医療、葬儀、相続等の事務的な事だけでなく、自分を見つめ今をよりよく、自分らしく生きる活動の事を言う。

終活準備ノートにチェックを入れながら、「今」の自分を把握し、よりよく生きるためには、今何をすれば良いか考えるきっかけにしていただきたい。

●大切な事3つ
@エンディングノートの保管場所をわかるようにしておく。
A家族と共用する。
B家族と話す時間を持つ。(共有)

常日頃、「ありがとう」と感謝の気持ちを言葉で伝える事は重要。愛情表現は大切な事(愛しているとは言えなくても、ありがとうなら言いやすい)
脳の活性化には、異性を意識する事(恥ずかしい気持ちとかドキドキする気持ち)が一番効果的。

最後まで、ご購読いただきありがとうございました。




画像 ( )
2013.12.09:nagai-h

HOME

(C)

powered by samidare