社団法人 長井法人会

▼医療も男性社会?

去る9月19日に健康セミナー「がんはもう怖くない」を開催しました。
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講師の植田美津恵先生は、医学博士であり医療の現場で活躍する傍ら、テレビコメンテーターや医療番組で監修を務める等、幅広く活躍されています。

自らも2度の乳がんの体験があり、一言一言の言葉には、紙上のデータから読み取られてた分析結果だけでなく、体験者でなければ計り知れない想いを語られました。

がんには様々な種類があり、治療方法も多岐にわたり確立されていますが、同じ病気で同じ治療をしても、その人の体質によって回復の仕方が違うとの事、抗がん剤が全てのがんに効くわけでなく、何もしない選択もあるとの事でした。

医療においても男性社会で、とりわけ前立腺がん等研究がものすごい勢いで進んでおり、陽子線治療で一部保険が適用されるのも、そんな背景があるとの事でした。

閉経の平均は、49歳から50歳で、女性ホルモンが多い人はがんを育てやすいデータがあり、いつまでも若い身体である事は間違いないけれど注意が必要との事です。

「がんで死なない方法は、がんになる前に死ぬこと」と時折笑いを誘いながら話は進み、最先端の治療は日々進化しており、がんで亡くなる比率は確かに減少しているが、最後まで病気と闘い治療に振り回されるか(ちょっと極端ですが・・・)、自分で治療はここまでと決断し限られた時間をどう過ごすか、見極める事が大切ではないか、良い意味で開き直る事も大切と話されました。

最後に「心のアンチエイジング」と題し、10カ条を教えて戴きました。
@恋をする A良く笑う Bどんな事でも何とかなると思う C写りの良い自分の写真を眺める D近々の楽しい予定を立てる E自分だけの楽しみを持つ F好きな動物になったつもりで想像する G好きな音楽を聴く H何でも話せる友達を持つ I誰かの為に何かの為に生きよう(やりがい・生きがい)




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2013.09.25:nagai-h

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