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めぐみっ子の四季3
春恒例の活動で、目の前の土手で土筆を取り、
それを煮て食べる活動です。
今年も、年長児と年中児のめぐみっ子が土手に土筆を取りに出かけました。
取った土筆の袴取りは年長児の仕事です。
取った土筆は、給食室に届けられあく抜きをしてもらいます。
後日、あく抜きしたつくし・調味料・鍋・七輪が園庭に準備され、
いよいよ土筆煮が始まります。栄養士の方から、味付けの調味料の順番は
「さしすせその順番でね。」と教えられ、用意された調味料の順番を
みんなで相談しながら決めました。
また、鍋に入れた土筆が焦げ付かないように、
みんなで丁寧に優しくかき混ぜました。
土筆煮のおいしい匂いに誘われて、年中児・年少児も園庭に
出てきました。みんな大変な興味と期待のまなざしで見ていました。
めぐみっ子の四季2
本園の位置する長井市には、国指定の天然記念物で
樹齢千二百年の久保桜があります。
毎年桜の時期になると、年長児はお弁当を持って遠足に行きます。
今年は、あいにくの曇り空で肌寒くお弁当は食べられませんでした。
めぐみっ子は、久保桜の年齢が千二百歳と聞いてもピントは
来なかったようですが、たくさんの枝を支えている添え木を見て
大変な老木であることを感じ取ったようです。
今年は、久保桜の雄姿を皆様にご紹介できませんが、
来年は必ず掲載をいたします。
久保桜を見た後、長井の伝統文化である大きな黒獅子を見てきました。
黒獅子の写真を掲載しましたのでご覧ください。
長井の獅子は黒で、獅子頭の後についている大きな幕にたくさんの
大人が入り、ムカデのように舞うのが大きな特徴です。
春から秋にかけて地域の各神社で黒獅子が勇壮に舞われます。
5月には長井黒獅子祭が行われ、町全体が賑わいます。
めぐみっ子にとっては、黒獅子は大変身近な存在であると同時に、
怖い存在でもあります。
お父さん・お母さんたちが、自分たちの伝統文化をめぐみっ子と
一緒に楽しみたいということで、手作りの本当に盛大なめぐみ夏祭りを
8月末に準備をしてくれます。夏祭りが近付くと、自然発生的に
めぐみっ子がたたく太鼓の音が聞こえ始め、
段ボール箱で作った獅子が練り歩くようになります。
めぐみっ子たちは、長井の伝統文化や生活文化のなかで
たくましく育っていることを実感しありがたく思います。