大東住宅株式会社/伊豆田直子

▼家とグリーンの話

趣味のガーデニングつながりといいますか、以前ちょっと造園の講習を受けてた時期がありまして、その時に学んだ内容を絡めてお話しようかと思います。

マイホームを持つときの楽しみの一つに、自分の庭が持てる、というのがありますね。ウッドデッキを置いたり、好きな草花や樹木を植えたり・・・。

今回はその樹木についての適材適所について。とはいっても私も趣味とはいいつつ、よく枯らしてしまったりしてるのであまり大きなことは言えないのですが。
ただ何度も失敗したりしながら植物との付き合い方を学んでいくのが、ガーデニングというものなのかな、と最近思ったりします。

一般に、家の南側には落葉樹を植えるといいという話があります。夏は光を遮り、冬は落葉して暖かい光が室内に入るから、ということで。庭のイメージを決める木にもなりますので、お好きな木を選んで季節の変化を楽しまれるといいかもしれません。
私個人的には、紅葉が楽しめるモミジや、花物ではハナミズキが好きですね。

反対に家の北側には、あまり日当たりが無くても生育していける植物(陰樹ともいいます)が適しているそうです。アオキ、ヤツデやアジサイなんかもその部類だそうです。
北側の目隠しという意味で植えるのであればアジサイは冬落葉してしまうので、アオキ等常緑の木が合うかもしれませんね。

もう一つ、これはもし自分が家を建てたらの話ですが。玄関やアプローチまわりに、何か香りの良い植物を植えたいです。沈丁花、金木犀、今の季節ですとラベンダーがきれいですね。
花の時期、家に帰ってきたとき、ふっといい香りがする。仕事の疲れも少し和らぎそうな感じがしませんか?それに加えて道行く人の気分も和ませることができるというのがいいですよね。

2009.07.13:n-izuta

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