My山形「地域の宝」発信

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 東北芸術工科大学の学生の作品については、「美術作品里親の村(伊佐沢)」の中で2度程紹介をさせていただいたが、今回(11月14日)は、芸工大に隣接する幼稚園の園児達に、虫をテーマとした汗と涙と感動のオブジェを「自然の中で触れさせる」をテーマにした野外での「子供芸術祭」の紹介である。
 ただ、この企画が実際に実現するまでは、かなりの紆余曲折があったようだ。
 金属加工を施した作品であるがゆえに、園児には危険ではないかとの意見が保護者や大学側からあり、その安全策に対して、大学サイド、幼稚園、そして園児の保護者らとの打ち合わせを重ね、ようやく実現したのだそうだ。学生個々が責任を持ち、細心の注意はらうことや、過保護的環境だけでは危険余地は養われない等を説き、根気強く理解を求めていった結果なのだそうだ。そんな学生達をみて、「今はとても頼もしく思える」と担当の安部先生が笑顔で話してくれた。
 確かに時代背景とは言え、いまや総体的な過保護時代、しかしながら私達人類には、その環境に適応していけるだけの種々の能力は備わっているはずなのだが、逆にその能力を養う上で最も大切な時期(幼少の時期)を逃してしまっているような気がしてならないのである。勿論、自分の子育てを踏まえてのことでもあるが・・・。
 今後も、この芸工大生とのコラボ「里親の村」を継続追跡していく予定である。

 ◎展示されている昆虫のオブジェを囲んで、熱心に芸工大生の話に聞き入る園
  児達
 

2006.12.06:黒澤:count(2,366):[メモ/社長ブログ]
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