柏餅の由来
連休も終わり、子供の日は過ぎましたが、4月から毎週木曜日に 自粛でむしろ3密に なっているといわれる学童保育施設に「ちびかり」や「湯上りまんじゅう」などの お菓子をオヤツに差し入れています。 今日はミニの柏餅でした。 余裕があれば子供達にも和菓子の由来や食べ方などを知ってほしくて下記のような 文章を添えました。皆さまはご存じでしたか? 柏餅の形は兜の形といわれ、武士がわが子の出世を願って 兜をかぶれるような武将になれるようにとの思いが込められています。 柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないので 跡継ぎが出来るまで親は死なない、家系が途絶えない 縁起の良い植物とされ、子孫繁栄を願って、 また、菖蒲はその香りが厄除けになるといわれ、読みが 勝負 や 尚武に通じることから、 端午の節句には柏餅や粽(つのまき)をたべ、 菖蒲湯に入って子供の成長を願う行事となりました。 尚、ここ南陽辺りでは菖蒲や笹は6月下旬ころに大きくなるので 菖蒲湯とつのまきが旧の端午の節句(今年は6月25日)の定番になっております。 精神的にくじけないようにして、もう少し頑張りましょうね。 六味庵
2020.05.07