エネルギー自給率180%を実現した町
岩手県葛巻町、山間にあるこの町は人口よりも乳牛の頭数のほうが多い!酪農と林業の町だそうです。
この日はそんな町がどのようにしてエネルギー自給率を高め、全国から注目を集めるようになったのかを知りたくていってきました。
長井から東北自動車道を通って約5時間、まずは町役場に到着です。
担当者からはとても丁寧にご説明をいただきました。人の良さが滲み出ているような方でした。小学校や公民館など公の施設に積極的にソーラーパネルを設置したり、牛フンを発酵させてでたメタンガスからは熱エネルギーと電力を生み出しているとのこと。
クリーンエネルギーの先進地は、実現可能なものから順次取り入れていった結果為し得たものであることが分かりました。
四方を囲む山の上には風力発電のための風車がありました。真下から見上げるとちょっと怖いくらいです。
あたりは一面の牧草地帯、のどかな風景に癒されますね。
町内にはヨーグルトやチーズなどの酪農産品や山ブドウを使ったワインなど特産品を扱う物産館や体験工房、宿泊施設などもあり視察受け入れによる地域活性化に取り組んでいる様子でした。
物産館で見つけた自販機。ここにもソーラーパネルが!
昼食は町内のそばやさんで。のどかな風景に溶け込んだ風情あるお蕎麦屋さんです。
お店の裏には蕎麦を挽くための水車小屋までありました。
今回思いきってずいぶん遠出をしましたが、足を運んでみなければわからない「なるほど!」がたくさんありました。
2012.06.20:florist musumeya:[長井JC徒然日記]
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