TUAD blog/美術館大学構想
▼Im here.2006-リアルはどこだ-開催目前です!
■写真上中:出品作家の一人・鈴木伸さん(中央)の制作風景。カオスを生み出すパーツ。
■写真下:作家泊まり込み一週間の成果の中、設営担当の構想室スタッフ・大谷さんが佇む…。搬入は1日仕事、頑張ってください!
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今年で2回目となる『I'm here.』展が、来週22日(金)からスタート。西展のためのカタログ執筆もままならぬほど、美術館大学構想室ではバタバタと細かい調整が続いています。特に今回は映像系の作家が多いため、液晶プロジェクタ−やモニターが大量に必要になり、大学内のいろいろなセクションへ挨拶回り+備品調達に余念がありません。こういうところは大学の利点ですね。
芸工大のスタジオ144では、出品作家の一人・鈴木伸さんの仕込みが連日続いています。鈴木さんは昨年工芸コースを卒業後、東京藝術大学大学院で学んでおり、現在は山形を離れているのですが、この夏は『I'm here.』展のために、こちらでカンズメ状態で頑張ってくれています。展示に掛けるモチベーションは半端ではありません。
最近はアパートの中でしこしこやってる、作品も思考も6畳スケールの若いアーティストばかりなので、こういうマッチョに身を削って作品に向かっていくタイプの作家は応援したくなります。
一昨日は搬入をサポートする学生スタッフを集めて打ち合わせ。今回、鈴木さんは10人の学生スタッフと共に、布と映像を使った大がかりなインスタレーションに挑みます。ご期待ください。
また、23日(土)のギャラリートークに、仙台でインディペンデントキュレーターとして活躍する山崎環さん(NPO法人リブリッジ代表理事)の飛び入り参加が決定!。こちらも熱くなりそうです。
では来週土曜日14:30、せんだいメディアテークでお待ちしています。
宮本武典/美術館大学構想室学芸員
画像 (小 中 大)
2006.09.16:miyamoto
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