つれづれなるままに
▼6月18日(金) 菅直人は基本が
菅直人はやはり基本的に社会主義者なのだろうか。
経済のことがさっぱり分かっていないようだ。
消費税10%という話は分からなくもないが、
介護や福祉に金を使うことで、
雇用が生み出され経済が活性化するという彼の基本方針を聞いて・・・?と思いますけどね。
介護に金を使い、そこに雇用が生み出される。
なるほど一見正論のようには見えます。
しかし、それは厚生大臣という立場ぐらいであればまぁ分からなくもないが、
一国の経済を預かる総理大臣としてはあまりにも認識のレベルが低すぎるのではないだろうか。
日本という国は資源を輸入してなりたっている。
その輸入するための資金を付加価値のついた商品をつくり外貨をかせぐということが、
日本経済の根幹なのです。
石油やあらゆる資源が国内で必要とされるほど自前であるならば問題ないが、
そうじゃないわけだから、
金を作り出さなければならない。
介護の仕事をいくら増やしても外貨をかせぐことにはならないのです。
自前の金を使いまわしているだけなのです。
お父さんがお母さんに給料を10万円あげて、
お母さんが子供に10万円を小遣いとしてわたしたが、
子供がムダ遣いしないから、
お父さんに10万円あげるよと言ったとして、
その家庭は永遠に10万円の再生産をし続けることが出来るのでしょうか。
そんなわけはありませんよね。
お父さんは家庭外から給料を持ってこなければ、
その家庭は成り立ちません。
介護に予算を使えば雇用が増えて経済が活性化するなどというたわ言は、
これに似たような話なのです。
こんなレベルの経済認識しかない菅さん・・・・
大丈夫かなぁと思うのは私だけでしょうか(^_^;)
2010.06.18:mukai
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