つれづれなるままに

▼1月8日(金)     家はまだ建てるなB 返済猶予

昨日の日経新聞に住宅ローンの返済相談が急増という記事が出ていました。


[画像]


どうして返済相談が増えたのかというと、

この記事によるともちろん過度な借り入れの住宅ローンで、

景気の後退から返済が大変になってしまったということが一番なのですが、

昨年12月に施行された例の「中小企業金融円滑化法」による影響だそうです。



例の亀井大臣が中小企業を救えと作った法律です。



この法律では銀行が住宅ローンの借り手が要請すれば、

返済期間の延長や金利減免などに応じる努力義務を課すことになっているのです。



この法律の施行で銀行は条件変更を嫌だと言えなくなってきたのです。

しかも、金融機関はどれだけ貸し付けの条件変更に応じたのかという件数や金額の開示も求めているために、

他行との比較をされるからと条件変更をするそぶりをするだけというふうにはいかないのです。



中小企業の相談は増えてないが、

住宅ローンの返済相談だけは5倍に増えているという記事でした。



条件変更の申し込みには9割ちかく応じているそうです。

困った方はぜひ早めに相談されることをお勧めします。



ただこの記事をみると条件変更して最長35年だった返済期限を50年に延ばすというような、

気の遠くなるような条件変更も出来るそうです。



35年間でも長いのにそれを50年に延ばすというのですから、

生きてるうちに払いきれるかどうか疑問ですね(^_^;)



あの世に行ってまで住宅ローンを払い続けることは出来ないから、

あとは生命保険で残金を支払うということになるのでしょうね。

まさに命がけで住宅ローンを組まなければならないということになります(^_^;)



もう建ててしまった人はがんばって返すしかありませんが、

そこまでして家を建てなければならないのでしょうか。



そんなことをこの記事を見ながら考えました。


50年間もの住宅ローンになってしまうかもしれないという覚悟を決めてから、

家は建てなければならないという現実ですね。



ホントそこまでして家を建てる必要があるのでしょうかねぇ・・・・
2010.01.08:mukai

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