つれづれなるままに

▼11月4日(水)     言葉の壁訴え

日本とインドネシアの経済連携協定にもとづいて全国の100ヶ所の病院・介護施設に看護師と介護福祉士の候補を受け入れていますが、
その7割の人たちが資格取得のための国家試験で日本語の振り仮名をつけたり、
母国語の選択肢を設けるなどの配慮をしてほしいと望んでる実態が朝日新聞のアンケートで明らかになったそうです。

そりゃそうですよね。

いきなりインドネシアから来て日本人と同じ試験に受かるわけがないですよね。

厚生労働省は「日本の法令に沿った資格付与が協定で決まっており、試験水準を下げることは考えていない」として、
受験方法の変更を否定しているそうです。

日本語もままならないのに試験なんか受かりっこないですよね。

要はていのいい安価な介護につかせる外国人労働者を確保したが、
それ以上に資格など与えるつもりはない。
資格など与えて日本に居座ってもらっては困ると言いたげな厚生労働省の見解です。
試験に合格できれば引き続き日本に滞在できるが、不合格だと帰国させるということのようです。


せっかく民主党政権になったのだから、なんとかやったら良いじゃないですか。

今回の試験でひとりも合格しなかったそうですけど受からないのは分かりきってるはずなのに、
知らん顔の厚生労働省、役人のこの血の通っていない対応ぶりです。

合格できないのを分かりきっているのに、研修・勉強という名目で、
外国人の低賃金労働者を受け入れておいて、
不合格だから給料が上がる前に日本を追い出すというようなことでは、
国際的に非難されてもしょうがないですよ。


労働者の味方の社民党がどうして騒がないのか不思議でしょうがないですね(^_^;)

2009.11.04:mukai

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