つれづれなるままに

▼11月3日(火)     基地問題

12日にオバマ大統領が来日するそうです。

その際にアメリカ海兵隊の普天間基地の移設問題が話題になると思われますが、
鳩山首相の対応ぶり次第では日米関係がどうなるやらかなり心配です。

彼いわく「沖縄県民の多くは、県外、国外移転で交渉してもらいたいという思いだ。
それを念頭に置きながらアメリカと交渉しないといけない」と述べたそうです。


野党の時代であれば、このような無責任な発言でも許されるが、
日本を代表する首相としてこの発言はいかがなものでしょうか。

アメリカにを無視して自分達の主張をするのなら、
日米安保以外に日本国民の生命と財産をどうやって守るのかという対案を国民に明示してから言うのならまだしも、
ただその場の思いつきや根拠の無い思い込みで軽々しく発言するというのはやめてもらいたい。

国と国との約束事ですから、
政権が変わったから以前の約束は関係ないでは国際社会では相手にされません。

住宅ローン会社の社長が交代したから契約はなかったことにします。
残金全額返してくださいみたいに無茶苦茶なことを言ってるのと同じだ。

その点、韓国はアメリカとの連携を強めている。
今回のオバマ大統領の訪韓の前にアフガン再派兵を決めました。
もちろんアメリカ政府は大歓迎です。
アメリカ軍は韓国に行ったって良いわけです。

そうやって丸裸の日本になってもよいから、
米軍基地を出て行けというのならどうやって日本国民の命を守るのかという国としての一番の大切な部分を明示しないで、

ただ嫌だからなどとうような情緒的な判断は辞めてもらいたいと思います。


2009.11.03:mukai

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