つれづれなるままに

▼10月12日(月)     しがらみが

しがらみが無いからこうも簡単に決断できるのでしょうか。

前原国交相が”羽田空港を段階的に24時間の国際空港化する”と橋下大阪府知事との会談で述べたそうです。

橋下知事は関西空港を空港網の拠点となるハブ空港化を要望したようですが、
成田でもどうもならんのに、いまさら関空では同じことだと思うのですが、
まあそれなりに地域の代表者だからそう言うのもむべなるかなです。

しかし、前原大臣はそれよりも羽田空港を24時間の国際空港化にすると宣言したようです。


何十年もの間、成田空港を国際空港として無理やり使ってきたのですが、
ろくに滑走路も反対派の存在で出来なく、
不便極まりない国際空港でした。

なぜ羽田を使わないかというのは国民誰もが思っていたのに、
さっぱり国は動かなかった。

それは成田を国際空港として長年多額のお金と時間をかけてつくってきたので、
不便だろうが人気がなかろうが、
自分達の失政を認めるわけにはいかないと、
羽田を国際空港化するということを官僚はがんとして認めなかったのです。

それが政権が交代してしがらみのない民主党がそれを簡単にひっくり返そうとしてるのですから、
これこそ政権交代を国民の前に認めさせるという意味ではとても分かりやすい話です。

それ以外にも幼稚園と保育園の一元化をすすめると鳩山首相も早急にやるそうですが、
省庁間のナワバリ争いからシガラミの無い民主党だから出来ることだと思われます。


後は宣言したことをキチンを仕上げてくれることを希望するだけです。
もしこれが言っただけで終わってしまえば、
振り子は逆に振れてしましますから民主党にはがんばってもらいたいと思います。

ただ、岡田外相の日本と韓国と中国で同じ歴史の教科書を使おうというような、
バカバカしいというかあまりにも不見識というか、
ふざけた話などはいい加減にしてくれと言いたいのですが・・・
2009.10.12:mukai

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