つれづれなるままに

▼10月6日     国債を増やす

鳩山首相は新規国債発行について、

「今年度より増やさない。これ以上増やすならば国家はもたない。減らす努力をしなければならない」と大見得を切ってましたが、

二ヶ月もたたないうちにこんな重要な公約をなしにするとは・・・



あまりにも発言が軽すぎるのではないでしょうかね。



税収不足のぶんを国債増額するそうですが、

二ヶ月前に税収の不足は誰にでも分かっていることなのに、

選挙目当てに調子良いことばかり言いすぎたのではないでしょうか。



税収不足なのに増税はしない、

国債の増額発行はしないとどう考えてもつじつまが合わないような話ですが、

それをそのまま信じて民主党を国民が圧勝させたわけですから、

政権を取ってよく調べたら出来ませんでしたでは、

あまりにも無責任ではないでしょうか。




高速道路無料化・・・・全部するわけじゃないです。

ガソリン税の暫定税率廃止・・・・来年以降に先送りします。

最低賃金1000円・・・・すぐにというわけではありません。

後期高齢者医療制度・・・・廃止しないことにしました。

子供手当て・・・・・すぐにではありません。

赤字国債・・・・・発行することにしました。




多少は選挙だからリップサービスがあったとしても、

赤字国債の増額は政権の基本的な考えですから、

簡単に話が変わりましてではすまないでしょう。



金が足りないから、じゃあ国債と言う借金をすればいいというじゃなく、

きちんと増税論議を真正面からするべきじゃないでしょうか。


2009.10.06:mukai

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