つれづれなるままに

▼9月11日(金)     東北人は宣伝がヘタ

昨日、研修から帰って来ました。


岩手のお寺めぐりという研修で、

だいたいの有名どころは知っていましたが、

今回は初めてのところばかりで、しかもどれもが素晴らしかったですね。



とくに水沢の「正法寺」は素晴らしかったです。



私も知りませんでしたが、知らない方も多いでしょうね。



禅宗の曹洞宗の第3の本山と呼ばれているお寺です。



かつては曹洞宗の本山だったのですが、江戸時代に幕府からその立場を奪われたということだそうです。



私も京都などのお寺を見たりしてますが、

これほどのお寺はそうはないなと思いました。



世界一の茅葺の本道が有名ですが、

トータル的にそのほかも素晴らしかったです。




もちろん山の中ですが、今はバスが門前まで来れるようになっています。

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これが世界一の茅葺の屋根の本堂です。
この画像だけではその迫力が伝わらないと思いますが・・・

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本堂の玄関を入った吹き抜けの部分です。

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勿論、禅寺ですので座禅堂があります。
一日に3回座禅を組んで修行をするそうです。

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今でも薪で食事を作っているそうです。
かまどです。

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落ち着いた環境です。
静寂した空気に気持ちも洗われるようです。

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ここから見るとその巨大さがわかります。

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これだけ素晴らしいお寺が今現在修行僧の方は10名だそうで、

ちょっと残念です。



もっともっと認知されれば京都や奈良の寺に負けないぐらいのものがあるのに、

宣伝不足というかなんと言うか、これだけの文化資産が東北にあるということを、

もっと知ってもらいたいと思いますけどね。



中尊寺などに比べ知名度は低いですが、必見の価値ありです。

お勧めです。
2009.09.11:mukai

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