つれづれなるままに
▼8月11日(火) 400時間の証言A
日本海軍 400時間の証言の第二回を見ました。
日本海軍のエリート参謀たちがかなり早い段階で、
特攻隊による攻撃を企画して準備をしていたと証言されていました。
きちんとシュミレーションも無く、勝算の裏づけもなく無謀にもアメリカとの戦争に突入して、
現実を目の当たりにして、これではとてもアメリカとは戦えない、
無理だと彼らは事実に気づき、その段階から特攻隊による攻撃を、
かなり早期の時点で準備していたという証言が話されていました。
自分達の地位を拡大するために戦争に突入させ、
とても戦力が間に合わないと気づいた時点で、さっさと特攻攻撃を企画し、
人間魚雷回天や他の特攻兵器を開発させて準備をしていたのです。
よくこの人たちが戦争犯罪人にならないで生き残っていたものだと不思議に感じます。
日本を戦争にひっぱって行った、この海軍のエリート達は戦場にも行かなかったということもありますが、
あれだけの人間が死んだのに、この人たちはちゃんと生き残っていたのです。
その一番の有名人が”源田実氏”です。
海軍の航空隊の参謀で神風特攻隊の立案などもした戦争犯罪人候補者ですが、
なぜかうまく切り抜けて、
参議院に自民党から立候補し24年間も国会議員として生き残ったのです。
多くの兵隊が現地で亡くなったのですが、
この証言に出てくるエリート達はしっかりと生き残り、
源田実氏などは国会議員にもなり、東京大空襲の無差別爆撃戦術の考案者であるカーチス・ルメイを”航空自衛隊創設に際する功績”として、
勲一等旭日大綬章を推薦するというブラックジョークのようなことまでやりのけているのです。
この400時間の証言を聞けば聞くほど、
組織を守るために組織が機能し続ける。
国なくして省ありという現実が今も変わっていないことを感じます。
民主党の皆さん政権を取ったら頼むね(^^)v
でも不安だなぁ・・・・
2009.08.11:mukai
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