つれづれなるままに

▼7月20日(月)     いよいよ明日

いよいよ明日、解散ということになるでしょう。



前回の総選挙とは逆に民主党が300議席というような予測すら出てくるような状況です。

圧勝すると予想されているわけです。



これは何も民主党が素晴らしいということでもなく、

自民党があまりにもひどいから、

とにかく一度は政権交代をやらせてみようというふうに国民が考えているということではないのかと思います。



かつて細川内閣の時に自民党は下野したわけですが、

10ヶ月後に恥もガイブンも無く社会党と連立を組みまたまた権力の座に復帰しました。



長い間権力の座にあったわけで、そのうまみを十分知り尽くしている自民党ですから、

今回の分裂選挙と言われている状況も選挙に入ればそうでもなくまとまると思います。



選挙まで40日もあるわけですから、

民主党の公約が現実的ではなくバラマキというところをきちんと説明して、

自民党の政権担当能力を示せば、

ボロ負けというほどのこともなくなるのではと思います。



その証拠に、

実際政権交代が現実味を帯びてからの民主党の言っているマニュフェストがぶれだしています。


・こども手当て・・・(当面は半額で)

・高速道路無料化・・・(当面一部路線のみ実施)

・農家戸別補償・・・(3年後に先送り)

・暫定税率廃止・・・(来年度に先送り)

・年金改革・・・・(五年後に先送り)

・地方分権・・・・(道州制は不要としていたのに橋下知事の歓心を買うために)

・各省庁の幹部官僚に辞表提出させる・・・・取り止めを検討

だそうです。


責任の無い野党という立場なら好き勝手に公約をいえるのでしょうが、

いざ、政権を担当しなければならなくなればそう無責任なことばかり言ってられなくなるわけです。

マニュフェストに挙げたことをやらなければあっという間に政権の座を滑り落ちる可能性が出てくるわけですからね。



民主党は野党だからなんとか体裁を保っているだけで、

党内の考え方の違いがかなりあり、

政権をとったらその矛盾が一気に噴出してくると思うのです。



そうなると再編ということが現実味を帯びてくるわけで、

第二幕が始まるという予想を勝手にしてますが、

たぶん長期政権にならないのは間違いないと思います。



だから自民党にはしっかりとしたマニュフェストをつくって、

その後の第二幕に備えてもらいたいものです。
(選挙で負けるということを想定して言ってますが・・・(^_^;) )



基本的には私は自民党がそんなに素晴らしいと思ってませんが、
未知数で寄り合い所帯の民主党よりはましだというスタンスです。
けして自民党の党員でもシンパでもありませんのであしからず(^。^)
2009.07.20:mukai

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