つれづれなるままに

▼7月8日(水)     人気取り

今朝の日経新聞に「人気取りに踊らず」という記事が載ってました。



衆議院選挙の大勝負が迫っているのに、自民党内では首相退陣論が公然と語られている。


麻生首相の人気が低いから知名度の高い人材を総理に変えて選挙を戦おうというような、

姑息な考えです。



民主党も鳩山氏の個人献金の虚偽記載問題で鳩山氏の人気が下がれば民主党の顔も変わるかもしれません。



政策についてもどうしても野党に下野したくない自民党と、

このチャンスをなんとしてもものにしようと民主党も人気取りの政策を打ち出してます。



東国原知事を引き込むために本来なら自民党として受け入れられないような内容まで、

マニュフェストに入れるという。




07年の参議院選挙で民主党は明確な財源の裏づけを示さぬまま、

月額2万6000円の子供手当てや、高速道路の無料化などを掲げて大勝したが、

今回もこの路線を踏襲する。

負けじと自民党も高速道路料金の引き下げなどの対抗策を打ち出している。




来る衆議院選挙は二大政党の「ばらまき合戦」におちいる危険を秘めている。




その陰に隠れて、

・北朝鮮の核への脅威への対応

・台頭する中国とどう向き合うか

・日米関係をどう考えるか

外交・安全保障分野の政策論争が置き去りにされれ恐れがある。



政党の人気取りで国が沈むようなことにならないように、

国民は政策のウソ・ホントを見抜かなければならない。





というような記事ですが、

まったくそのとうりです。

2009.07.08:mukai

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