つれづれなるままに

▼5月23日(土)     競争があるから

自民党が圧倒的な議席を持っていたらこんな反応は無かったでしょう。


民主党が次期衆議院選挙から世襲議員を公認しないと決めたと発表したら、

自民党もあれほど反対していたのに、世襲の新人候補の立候補制限を導入する方向で検討に入ったと報道されています。



あの小泉元首相の次男も公認しないそうです。

もっともその選挙区で自民党は対抗馬を出さないし、

当選すれば追加公認するでしょうから、

はっきり言って官僚などが得意な骨抜きを自民党もやるのでしょう。


実質的な世襲ですが、

公認しなかったという言い訳をつくるだけでしょう。



それに対して民主党の鳩山代表はそのような追加公認はしないとはっきり言明していますから、

自民党との差異を明確にしているようです。



次男は小泉後援会を継承するようで、父親が集めた選挙資金を使える立場にあるわけです。

そうなるとホント形ばかりの非公認ですから、

後援会組織の世襲も禁止しないとフェアな選挙にはならないと思うのですが。




ともあれ、民主党が素早く「世襲禁止」ということを決めたことが、

結果的に自民党を動かしたわけで、

やはり圧倒的な与党というより政権交代が可能な政治的な状況というのは、

国民にとってプラスになるように思います。



もっとも民主党がきちんと政権担当能力を国民に納得させてからということになりますが・・・・・(^_^;)
画像 ( )
2009.05.23:mukai

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