つれづれなるままに
▼5月13日(水) いさぎよく
朝の上山。
いさぎよく辞めたと思ったらそうでもないようですね。
小沢一郎氏は民主党の代表をすっぱりと辞めたと思ったら、どうも違うらしい。
代表として矢面に立たないという立場になって背後から好き勝手にやるようです。
次の首相になる可能性のある人物を、
わずか中4日で選ぶという乱暴なやり方を小沢氏が強引に通そうとしているようです。
民主党の前原氏などが選考にわたっては自民党の総裁選挙のように党員まで含めてやるべきだと主張したのに対して、
小沢一郎が一喝したようです。
自民党に対してどういう主義主張で戦うのかきちんと説明して、
代表選挙をやるべきではないでしょうかね。
そもそも小沢一郎氏が代表を辞めるに至った原因に国民の支持が、
どんどん下がってしまっているということだったそうですが、
このような不透明で拙速な代表選挙を押し切ってしまうというやり方で選考するとなれば、
小沢氏の影響力の下での選挙で選ばれた代表だと国民はそう思うでしょう。
だとすると裏で小沢氏が影響力を行使していると写るわけで、
何のために彼が辞めたのかと思ってしまいます。
民主党は小沢氏の影響下の政党となり、
ますます国民の支持が下がっていくようになると思うのですがね。
民主党は自民党に対抗してなんと自民党以上の20兆円のバラマキ福祉政策を言ってますけど、
どこにそんな金があるのかというと「行政のスリム化」だそうで、
なんとも説得力がありません。
せっかく代表選挙をやるのであれば、
この際に、国民に対してこのような国にしますということを、
きちんと主張してやることで、
民主党の党勢が回復に向かう可能性が出てくると思うのです。
それをどさくさまぎれに選挙を強行しようというやり方は、
小沢氏が西松問題もうやむやのまま辞めて、
裏で権力を握るというのであれば最悪のパターンだと思うのですがね。
画像 (小 中 大)
2009.05.13:mukai
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