つれづれなるままに

▼5月3日(日)     連休です

ナノ11万ルピー(日本円で約2万円です)




連休です。

かなり車が多いです。



その車業界もかなりの転換期を迎えているようです。

クライスラーが連邦破産法11条の適用を申請したそうです。

いよいよビッグスリーが崩壊しそうです。



クライスラーは日産やトヨタ、ホンダにも買ってくれないかと話をもちかけたそうですが、

日産はその気になったようですが、金が準備できなくてあきらめ、

トヨタとホンダは即座に断ったようで、フィアットに提携が決まったのだそうです。


正解でしょう。


車業界もこれからは相当な変革を求められると思います。

インドのタタ自動車が発売した22万円の「ナノ」という車がいよいよ発売されるようですが、

今後、自動車業界は「価格破壊」の波にさらされるようです。


中国でも年内に家庭の電源で充電できる電気自動車を発売しますが、

同じような車を7月に販売予定の三菱の300万円に対して、

なんと100万円だそうです。

いくら性能の差があったとしても、コスト競争力は圧倒的です。



今回の自動車業界の売上ダウンを事前に察知して減産をして在庫調整して、

赤字を未然に防いだという直観力を持つ、

あのスズキの鈴木会長がいわく、



「走りの楽しさも大切だが、

今後はA地点からB地点への移動の道具という発想の、

車づくりが必要になる」

というふうに意識改革が求められると言っています。


そうなると付加価値で勝負してきた日本車のメーカーは存続できないかもしれません。

アメリカのビッグ3が高コスト体制で日本の自動車メーカーの前に敗れ去ったと同じことが、

日本の自動車メーカーと中国やインドの自動車メーカーの間で起きるかもしれません。

というより確実にそうなるでしょう。



なんせ「ナノ」は22万円ですから。

アメリカのビッグスリーのことを笑っていられませんよね。


そういう変革が住宅業界にも起きると私は予想しますが、

どんな形で起きるのかは鈴木会長ほど聡明ではないので分かりませんが、

間違いなく起きると思います。



だって自動車価格と同じように住宅の価格も高すぎるわけですから。
画像 ( )
2009.05.03:mukai

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