つれづれなるままに

▼4月23日(木)     日はまた早く昇る

今日の日経新聞のコラムに「日はまた早く昇る」という心強い文章がありました。



・世界的不況の中で国内景気に底入れの兆しが見えてきた。



世界不況が日本経済にプラスに働き始めた


 資源価格の下落が大きい

 海外に資源を依存する日本は資源価格が下がれば最大の受益者となる。

 円高も加わり改善効果は15兆円と推察される。

 原材料費の低下が半年後産業界をうるおしはじめる。



・外資が日本から撤退したが、同じく日本も海外投資を引き上げた。


 外資の株式、不動産の売却がそろそろ一巡して資本収支が黒字転換する可能性も出てきた.

(このへんは私にはなんのことか、よくわかりません) 



・昨年来の財政出動が効いてきてやがて不況から脱出するはずだ。



・欧米はバブル崩壊で長い苦難の道が始まったばかりだが、

 日本は5年前に「平成バブル」の処理が終了し、影響は相対的に軽い。



・80年前の世界恐慌では米国が4年、ドイツフランスが3年、英国が2年の実質マイナス成長だったが、

日本はわずか1年で不況から脱出した。




ニューディールに2年先行した高橋是清蔵相の積極財政に加え、

資源価格の暴落や、金地金の大量流出から流入への転換、

さらに直前の昭和金融高校で銀行再編と産業界の整理が完了していたことも躍進の背景だった。



今回の不況においても、くしくも我が国は80年前の恐慌時と同様、

世界に先駆けて不況から脱出に成功し日はまた昇るだろう。




なんとも楽観的な気分が明るくなる記事です。

もっとも、このようになれば・・・ですが(^_^;)
画像 ( )
2009.04.23:mukai

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