つれづれなるままに

▼2月11日(水)     建国記念日

今日は建国記念日です。

国民の祝日です。

しかし、どうして今日が建国記念日なのかをきちんと教えない国です。



世界の国の独立記念日は、クーデターや、国が独立した日を独立記念日としています。


だから建国記念日を制定している国の多くは、

他国から独立して誕生した比較的新しい国であるということです。


あのアメリカでさえ1776年にアメリカ独立宣言ですから、

まだ233年しか経っていません。



それが、日本の建国記念日は、

日本書紀により神武天皇が即位した日を計算し、

紀元前660年の2月11日と明治時代に制定されたものです。



しかし、戦後に天皇崇拝が戦争につながったということから、

それらをすべて否定されてしまっていたのです。

ようやく「紀元節」と呼ばれていた神武天皇即位の日を「建国記念日」として、

認められるようになったのが戦後20年も経ってからのことなのです。



私はべつに右翼でも何でもありませんし、

天皇崇拝者でもありませんが、このことは日本民族にとって自国の独自性を語るときに、

素晴らしい伝統と歴史的背景がある国として誇れる部分だと思うのです。



隣の朝鮮半島や中国は何度も戦争で国が何回も変わっています。

その都度、モンゴル、漢民族、朝鮮民族などが入り乱れ国が作られたのです。

ほんとうに悲惨な状況を経験して国が成り立っているのです。



そう考えると、その年月日がウソかホントかは別として、

紀元前から日本という国があり、

しかも、他民族から侵略されることなく、

幾多の戦争もあったが、こうやって平和でいられるということを、

もっと次世代の子供たちに素直に教えていったほうが良いと思うのですが。


ただ日の丸を揚げて、休みの日だよ、だけではもったいないと思うのです。

画像 ( )
2009.02.11:mukai

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