今年の「第37回 上杉雪灯篭まつり」の創作雪像コンテストに
我が2年6組プログレスコースが参加するチャンスをいただきました。
これまで、3回ほどクラスで話し合い米沢をイメージできるテーマということで「愛」を掲げ、
米沢のABC(Apple(舘山愛りんご)、Beef(米沢牛)、Carp(米沢鯉))を
岡崎里歩さんが郷土愛を込めてとても上手にかわいらしくデザインしました。
このデザインを元に創作雪像をつくりはじめました。
ここからは、その経過を写真でお伝えいたします。
【2月4日(火)午後から2時間程度】
① 土台固めです。みんなでしっかりと足で雪を踏み固めていきます。「勉強も基礎固めが大事だぞ!」などと声かけしながら行いました。
② コンパネを8枚(片面2枚×4面)で囲み、大きな雪の塊(トーフ)を作ります。最初から4面囲んでしまうと、雪を中に入れるのが大変なので、裏1面を開けておいて、スノーダンプでできる限り雪を押し入れてから、裏も閉めて上から雪を入れて踏み固めました。今年は、雪が少ない上、暖かかったので、氷の粒の粗い粗目雪しかいれることができませんでした。これで1日目の作業は終了です。一晩しっかり冷やして固めます。
【2月5日(水)午後から1時間程度】
③ コンパネが凍り、雪の塊に張り付いてしまっていて、板をはずすことに大変時間がかかってしまいました。
【2月6日(木)午前から7時間程度】
④ 冷え固まった雪の塊を削り始めました。雪質が悪いので、ほとんど氷の塊となってガチガチの状態で削るのが非常に大変です。
削り過ぎないように慎重に全体のバランスを見ながら、生徒たちはとても一生懸命にチームワーク良く作業を進めていきました。
後ろ側には、舘山の愛のりんごをイメージして、直江兼続の愛の兜の字体を渡部千花さんが中心となって彫刻しました。
【2月8日(金)5時間程度】
⑤荒削りはほぼ終了し、いよいよ細かいところを削りながら仕上げに入っていきました。
「愛」の彫刻も完成しました。
米沢牛の形もだんだんと見えてきました。
今日の作業はここまで。残すところ、米沢鯉です。
明日の朝から作業して、13時の審査会にはプレゼンをする予定です。米沢のために上杉雪灯篭祭を盛り上げるために、見ていただいた方に感動していただけるように、ソチの冬季オリンピック選手の頑張りも励みにして、最後の最後までできる限り頑張ります。
生徒たちは本当によく頑張っていて、担任としてもすごくうれしいです。
是非、実物をご覧に上杉伝国の杜前までおいでください。