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68年ぶりのウルトラスーパームーン

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昨日、68年ぶりのウルトラスーパームーンを宇宙散歩講座で学校の望遠鏡を使って観測しました。あいにくの曇り空でしたが、ちょうど最接近する20時21分に雲が薄くなり、写真を撮ることができました。生徒たちも寒い中、わずかな希望を胸に待ち続けて良かったと喜んでいました。
実は、前日は最高の晴れ空で大きな月がきれいにみえていました。
そして、今、雲の切れ間から月がきれいにみえています。
昨日だったら、今日だったら…と勝手なことを思いながら、自然は人間の思い通りにならないことを、そして、自然の中で生きていることを実感しました。
さらに、ウルトラスーパームーンで注目される前日と後日の月が、なんだかかわいそうになってきました。
2016.11.15:motoki12:[コンテンツ]

第39回上杉雪灯篭まつりに向けて

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  • 第39回上杉雪灯篭まつりに向けて
  • 第39回上杉雪灯篭まつりに向けて
今年の米沢は、雪が少なすぎて雪灯篭まつりの準備に苦労しています。例年は、2年生男子が中心となって九里学園校舎前にすべり台つきの巨大雪像をつくっています。雪が無くても大切なおまつりを成功させたいという思いで、心を込めて何かできないかと考え、牛乳パック灯篭をつくってみました。
2016.02.08:motoki12:[コンテンツ]

ご卒業おめでとうございます。

  • ご卒業おめでとうございます。
プログレスコース担任として、3年間変わらないクラスで、28名の生徒たちと学び合い、充実した日々を過ごすことができました。生徒のみなさんと保護者の皆様に心から感謝とお祝いを申し上げます。ありがとうございました。ご卒業おめでとうございます。
卒業式後の最後の最後のホームルームでは、生徒一人ひとりの思いが心に響き、3年間の思い出が頭の中を走馬燈のように駆け巡り、涙が流れました。
正直、ものすごいプレッシャーを感じる3年間でしたが、私自身も成長させてもらうことができました。教師は、生徒に自信をつけさせる仕事だと思って日々悩み考え工夫しながら、実体験を大切に指導してきました。失敗から学び、その悔しさや苦しみを乗り越えて成功したときのよろこびを感じることで自信を付けて行くことも多く、辛い場面もたくさんありました。しかし、最後には共に笑えることを信じて一緒に乗り越えてきました。
今日の卒業式でのみんなの清々しい顔をみていてしみじみとよろこびが込み上げてきました。
これまで身につけてきた力を、これからは誰かを幸せにするために発揮して、宇宙平和のために世界に通用するリーダーになって、幸せな人生を送っていってください。
「卒業おめでとう!」
2015.03.03:motoki12:[コンテンツ]

第38回上杉雪灯篭まつり

  • 第38回上杉雪灯篭まつり
去年、クラスの生徒たちと創作雪像を作ったのが昨日のことのように思い出されます。あれから早くも一年が経ち、明日あさって上杉雪灯篭まつりが行われます。
今日は猛吹雪の寒い中、仕上げ作業お疲れ様でした。たくさんの方々に楽しんでいただけることを祈ってます。
2015.02.13:motoki12:[コンテンツ]

フィリピン人学生と雪結晶の観察実験

  • フィリピン人学生と雪結晶の観察実験
10時50分から12時40分の時間帯で、フィリピン人学生6名と本校2年プログレスコースの生徒6名と「雪結晶の観察実験」の授業を行いました。

導入でアナと雪の女王の歌「The cold never bothered me anyway...→(日本語歌詞)少しも寒くないわ」を一緒に歌って緊張をほぐし、覚悟を決めてから、ベストコンディションの猛吹雪の中、少しの時間だけ外に出て、ルーペで雪を観察しました。

そして、暖かい実験室に戻り、PowerPointで綺麗な雪結晶の写真を見せながら雪結晶の種類について説明しました。当然のこと、暖かい実験室に持ち込んだ雪はあっという間にとけてしまい顕微鏡で観察などできるはずがありません。

そこで、あらかじめスライドガラスに作製しておいた雪結晶レプリカを奥から出してきて、生徒たちの顕微鏡にセットしました。

スライドガラスの上には、見た目は本物の雪にしかみえない雪結晶レプリカがのっています。暖かい部屋のなかでとけることなくずっと観察し続けることができることが、この授業の一番のサプライズのつもりだったのですが、フィリピン人学生も九里生も誰も驚くことなく、あたりまえのようにただひたすら綺麗な雪結晶を探すこととスケッチすることに夢中になっていました。

この雪結晶レプリカは、気温マイナス5℃以下の降雪時に作製しなければ綺麗な雪結晶のレプリカを作ることができないため、タイミング良く今季一番の寒気が来ていた2月10日の夜、30分ほどかけて生徒たちの驚く顔だけを楽しみにしながら、寒さに耐えて作製したのでした。

内心、ズッコケながらも「何か質問はないですか?」と聞きながら、生徒たちのスケッチを見てまわると、フィリピン人学生のスケッチがみなとても上手で、芸術的で、本当にそれが観えているのかと、顕微鏡を覗いてみると同じ綺麗な形の雪結晶が観えていて、こちらが逆に驚かされてしまいました。

一人ずつスケッチをO.H.P.でスクリーンに映して見せながら、考察や感想などを英語で発表してもらい、みんなで共有しました。

最後に私から、中谷宇吉郎博士の雪結晶ダイヤグラムについて説明し、分子レベルではまだまだ未知な部分の多い雪結晶ができるメカニズムを考えてみて欲しいと伝えて、授業を終わりにしました。

授業の振り返りアンケートを記入してもらいました。みなさんとても興味深く、授業を受けて良かったと書いてくれていて、とてもうれしく思いました。この経験をいかして、これからの授業の質をもっともっと高めていきます。

貴重な経験をさせていただきまして、感謝致します。
本当にありがとうございました。




2015.02.13:motoki12:[コンテンツ]