森の子ども図書コーナー

2006年12月

『そりあそび　ばばばあちゃんのおはなし』

冷たい雪が降る日は、家の中であったかくしているのが一番という方も多いのではないでしょうか？
　絵本の主人公「ばばばあちゃん」も、ストーブにあたって編み物を楽しんでいました。
　そんなばばばあちゃんの家に、雪だらけのこいぬとこねこが「寒い、寒い！」と飛びこんで来ます。そして、きつねもたぬきもくまも次々と飛び込んできて、ストーブを囲みました。
　その様子を見て、ばばばあちゃんは、寒い日の特別なあったまり方を教えてやることにします。その方法は、ベッドをトランポリンにして、ぴょんぴょんはねること。みんな大喜びでぴょんぴょん！・・・さあ、でもみんなではねたらベッドはどうなったでしょう？
　ヒントはこの絵本のタイトルです。
　いつも前向きでアイディアと行動力いっぱいの、すてきなばばばあちゃんの絵本はシリーズになっていますので、他の絵本も読んでみてくださいね。失敗もばばばあちゃんの手にかかれば、あっという間に素敵な出来事になるから不思議です。
　（さとうわきこ作／福音館書店）

2007.01.10：森図書スタッフ①：count(7,523)：[メモ/今月の本]
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