森図書

▼きつねのボタンからのメッセージ〜絵本に添えてお届けしたい〜

子育てに模索、奮闘してきた先輩として今だから言えること

★なぜ絵本なの?
・子育ての原点は?・・・抱くこと・語りかけること・笑いかけること
「絵本は」その全てを一度にかなえてくれます

★「読んでやる」ではなく、共に絵本の世界を楽しんでください
(教育ではなく、心の栄養、親子のスキンシップとして)
 子どもは、絵本の主人公になりきって、いろんな体験をします。どんなワクワク、ドキドキ、そしてオソルオソルでも、お母さんやお父さんと一緒ならへっちゃら!安心して冒険できるのです。そして、たっぷりと遊んだあと、最後に本を閉じて(お・し・ま・い)。きちんと現実の世界に引き戻してくれるのが絵本です。
★感想や質問は、余計なこと。
 子どもは、読み終わったあと、心の中に、たくさんの思いをつめこんでいます。言葉で簡単に言い表すなんて不可能! 絵本ぎらいにさせるだけです。静かに心を温めてやって下さい。その子のペースに合わせて読んであげるのも、絵本だからできる大切なことです。
★赤ちゃんの脳は真っ白なノート。
3才までに70%が、7才までに90%が、そして10才でほぼ完成します。だからこそ、今この時期に、きれいな絵、きれいな言葉、きれいな音をどれだけ与えてやったかで、感性が育てられるのです。本を選ぶこともとても大切なことです。
★テレビではだめなの?
 次から次へと、一方的に流れてくる映像、善悪の判断をする間も与えてくれません。感性を育てる前に目を通して脳裏に焼きついた映像は、しっかりと埋め込まれてしまいます。
 寝る前にTVを見せた場合、2時間くらい残像が消えません。体は眠っているように見えても、もうは眠れずにいるのです。現実と映像の世界の区別もつかなくなってしまいます。さまざまな少年問題の起因であると、各方面から警告されています。
★最後に、
 読み聞かせは、決して特別なことではありません。
 昔話が、ずうっと語り継がれてきたように、お話は、日常の生活のなかにあるものです。
 親子の遊びの一環として、又は、寝る前の大切なぬくもりの時間として、ぜひ習慣づけてください。
 その日、どんな嫌な事があっても、全て忘れて、すやすやと深い眠りを与えてくれるはずです。
★きつねのボタンは、子どもたちと共に、お話の世界を楽しむという目的で、お母さんの立場から、活動を続けてきているサークルです。絵本の選び方が分からない等、出来る限りご相談に応じます。気軽に声を掛けて下さい。
画像 ( )
2006.10.05:森図書スタッフ@

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