momoko note

▼悲しいニュースについて

自殺のニュースがひっきりなしに流れていたのは、
先月の中旬から下旬にかけてのことだろうか・・・。

ニュースに取り上げられなくなっただけで、
今も私の知らないところでそういう現実があるのかもしれない。

自分で自分の命を断つ・・・こんなに悲しいことはないと思う。

生きていればもっと楽しいことはきっとあるし、
大事なものも増えていくと思う。
死にたくなくても、もっと生きていたくても
死んでいく人もいるし。

だけど、自殺を選んでしまう人にとっては、
それが一番最良の道だと思ってしまうんだろう。

人はやっぱり一人では生きていけない。
一人じゃないから、ずっと生きてこれたんだと思う。
だから、決して「自分は一人だ」なんて悲しいことを言わないで欲しい。
自殺を選んでしまう前に声をあげて、
一人じゃないことを確認できたらいいなと思う。
あなたがいなくなって悲しむ人はこんなにいるんだよって。

私は母性実習とかで出産を見せてもらって、
命の素晴らしさとか、生まれてくることの奇跡を学んだ。
お母さんの頑張りがあって、お父さんの強さがあって、
周りの人の願いとか、お医者さんや助産師さんのお手伝いがあって、
「私」は生まれてきたんだなって思った。

こういう命の誕生を、犯罪者や自殺を選んでしまう人に見せたいなって思った。
そしたらきっと自殺や、人の命を奪う犯罪は絶対減るのに・・・



って、今日は深く語ってしまったけど、
助産師を目指す私としては、
どんなことがあっても命を大切にして欲しいなって思うのでした。


2006.12.07:momoko

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