志村光安(しむらあきやす)
生年不明~慶長十六年(1611) 最上義光 の重臣。名は高治(たかはる)とも。伊豆守。弁舌の才があり「口才人をくじき、いかなる強敵といえども彼に逢いてはすなわち降りぬ」といわれた最上家の知将。慶長出羽合戦の際には長谷堂城を守備した。直江兼続率いる上杉軍2万に対し篭城戦を展開。ついに守りきり上杉軍を撤退に追い込んだ。続いて、谷地城に取り残された上杉方の将・ 下吉忠 のもとへ交渉に赴いて、これを降伏させると、庄内攻略戦にも加わり、戦後は酒田東禅寺(亀ケ崎)城主として3万石を領した。
2017.04.18