井上綱知(いのうえつなとも)

 生年不明~慶長二十年(1615)

 鮭延秀綱の弟。将監を称す。合海城主として1千石を領したという。また、一説には、秀綱が最上義光に攻められて降伏したのち、許されて元の所領を安堵されると、岩鼻館(戸沢村蔵岡字岩花)に綱知を配したという。合海とは川の合流場所のことをいい、合海城とは最上川と鮭川の合流場所に近い岩鼻館のことか。

2017.05.01:mogapro:[ ◇最上家家臣団(あ行)]