金原七蔵(きんばらしちぞう)

 天正十三年(1585)~没年不明
 里見民部の小小姓。生年十六にして慶長出羽合戦に出陣。「最上記」によると、民部は剛力の足軽共を集め、七蔵に手柄を立てさせるよう言いつけ戦場に送り出した。その一団が上杉軍の大将・上泉主水泰綱と遭遇、漆山九郎兵衛が組みかかり、谷川へ転げ落ちたところに七蔵が飛びかかり、泰綱の首級をあげた。

2018.04.22:mogapro:[ ◇最上家家臣団(か行)]