弟のめんどうをみてたことから、人の世話や人の役に立つことがしたいと思うようになっ
た。そのときにテレビドラマで放送されていた「救命病棟24時」を見て、病院で働くって
人の命を助けることって素敵だなと感じていた。小児科の看護師さんがとても優しくて、声
をたくさんかけてくれて、自然と笑顔になれる存在だった。私もあんな看護師さんになっ
て、人の命を助ける仕事をしたいと思ったことが看護を選んだ理由である。
受け持たせていただいてから、患者さんはほとんど発語が見られず、うなずく様子もない
状態で全然コミュニケーションを行える状態ではなかったが、徐々に状態の改善に伴い発
語量が増えていき、私の名前を呼んでくれたり、昼食の味について話してくれるようにな
り、患者さんの回復していく日々の変化を見ることができたため、最も印象に残った。
*太田先生を間近で見れたことがとてもうれしかった。