湿気対策の中とくに重要なのが、壁体内結露の防止です。壁体内結露とは、室内外の温度差によって生じる湿気で、木造住宅を劣化させる大きな原因のひとつです。そこで、外壁内側に高性能な透湿防水シートを張り、さらにその外側に通気層を設ける通気工法を採用。壁体内を風通しのよい状態に保ち、軒天部からつねに湿気を放出することで結露の発生を防いでいます。
湿気がこもりやすい床下への対策として、通常の床下換気口の1.5倍〜2倍の換気能力をもつ基礎全周換気工法により、高い通気性を確保しています。また、基礎パッキンを取り付けることで、床下の乾燥状態を維持し、腐朽菌の発生を未然に防止。断熱材の中の湿気も排出し、断熱材の働きを助けるとともに、基礎の耐力も向上します。
夏の熱気、冬の冷気を遮断するために、外壁、天井、床下などを高密度断熱材で包み込み、すぐれた断熱性を確保しています。暑さ寒さを寄せつけず、冷暖房効率も向上。部屋ごとの温度の偏りも少なく、急激な温度変化を防ぎます。さらに、一般的な木造住宅において、熱ロスの約35%を占めるといわれる窓にはペアガラスサッシを採用。2枚のガラスとガラスの間の空気層で熱を遮断し、断熱性はもちろん防露、防音にも効果を発揮します。
[画像]住宅建材に含まれるホルムアルデヒドなどの化学物質(XOC=揮発性有機化合物)が原因といわれるシックハウス症候群。ミズセイホームは、VOCの放出量がゼロもしくは極めて少ないとされる、日本工業規格(JIS)、日本農林規格(JAS)で最高水準のF☆☆☆☆(エフ・フォースターズ)建材を標準仕様としています。また、壁紙の接着にはゼロホルマリン接着剤を、壁紙も安全性の高いSV規格を採用。住宅品質確保促進法に基づく住宅性能表示制度において、ホルムアルデヒド対策の最高等級となっています。