医療法人社団聰明会 みゆき整形外科クリニック

医療法人社団聰明会 みゆき整形外科クリニック
ログイン

人類誕生は20万年前と言われています。その後人類は徐々に進歩し、20世紀には飛躍的な進歩を遂げました。しかし、人間の基本的な生き方は何も変わっていないと思います。この世に生を受け、両親の愛情のもとに育てられ、友達と遊び、大人からいろいろなことを学び、感性豊かな時を過ごし、恋愛に喜怒哀楽し、結婚して子供を育て、子育てに悩み喜び、一家の生活を支え、子供が独り立ちした後は心身ともに衰えていく。人類は、何万年もの間同じようなことを考え、喜び、悩みしてきたのです。
権力を持てばそれを使いたがる。自分の国に敵がいなくなれば、敵を他国に求め戦争を仕掛ける。人間は昔からそれを繰り返してきました。歴史を見ればそれは明らかです。「人類は進歩して優れた英知によって戦争をしない世界が作れる。」なんてお花畑の中にいるような考えは、机上の空論です。人間の感情はいつの時代も変わらないのです。だからプーチンは他国に戦争を仕掛け、中国の習近平も台湾や尖閣列島をわがものにしようとしているのです。歴史は間違いなく繰り返すのです。
尖閣諸島の領海内に中国海警局の船2隻が居座って4日目になります。日本は、領海から出ていくように海上保安庁の船が警告するだけで何もできない。数年前から接続水域に侵入を繰り返すようになり、接続水域に居座るようになり、ついに領海内に居座るようになりました。次は尖閣諸島に上陸し、尖閣諸島の軍事要塞化を行うのは目に見えている。日本はそれを指をくわえてみているしかないのが現状のようです。日本政府と国会議員の腑抜けた根性を中国政府に見透かされているのです。これを見て次はロシアが北海道を狙ってくるであろうし、またその次は中国がこれに味を占めて沖縄を狙ってくるでしょう。中国は以前から沖縄も中国の領土だと言っているのですから。そしてこのままではいずれ日本も中国の属国となり、ウィグル人が現在されているようなジェノサイドで抹殺を試みられるのでしょう。ウィグル人は約1000万人いるとされていましたが、中国政府による弾圧と出産制限で、数百万人減少するだろうと言われています。その政策が続けばその民族は消滅してしまいます。
日本の領土がかすめ取られようとしているのにマスコミはまったく報道しない。小生は産経新聞に小さく載った記事で領海侵入を知りました。妻が見ている今日のNHKテレビでも中国の領海侵犯はまったく言わない。スズメバチに6人刺されたが死んだやつはいないという事を全国放送でしている。どうなってるの?というより小生は以前より述べていますが、NHKを含めたマスコミはすでに中国に乗っ取られているのでしょう。北海道も面積の半分以上がすでに中国資本により買われているとのことです。巧妙な手口で日本は中国の支配下に取り込まれつつあるのです。本当にそれでいいのですか。中国が牙をむいて本性を露わしてきた時にはもう手遅れなのですよ。台湾が中国に支配されたら次は日本です。
憲法改正論者の安倍元首相が本日凶弾に倒れました。犯人は彼の主張に反対だから強行に及んだのでしょう。憲法を改正して自衛隊を正式な軍隊として日本をロシア、中国、北朝鮮から守ると言う彼がいなくなって喜ぶのはこの三国です。どのような背景があるかはわかりませんが、このままでは日本はいずれこれらの非民主的な国々に滅ぼされるか奴隷にされることは間違いありません。田舎の年寄りではもう如何ともしがたい。気骨のある人々に立ち上がってほしいと願うばかりです。
安倍元総理のご無事をお祈りいたします。
 日々ニュースでウクライナをはじめとする国際関係の緊張が伝えられています。日本の周りでも、ロシアが軍事演習したり、北朝鮮が相変わらずミサイルを発射したり、中国と韓国が沖縄や竹島の日本の排他的経済水域で測量をしたり、中国船の尖閣への領海侵入もその頻度を増しています。
日本政府は今までも今でも事あるごとに「極めて遺憾」と発表してきました。そんな「遺憾砲」役に立ったことがあるか?周りの国々はそんなの全くお構いなしに好き勝手なことをやっているではないか。今回のロシアの侵略を見てもわかるように、でたらめな理屈を掲げて、他国を侵略するなんてことは、世界の歴史から見れば日常茶飯事の事です。「遺憾砲」を連発する政府、日本の政治家、平和ボケした日本の国民もロシア、中国から新たに侵略されないと目が覚めないのだろうと思ってしまいます。
 小生は、政治家と平和ボケの日本国民に遺憾砲を発射します!
 さて、遺憾砲どころか、実弾を発射して失くしてしまいたいのがテレビです。
小生も年を取ってきて、黄昏マーク?をつける高齢者ドライバーの仲間入りが近くなってきました。つい最近、75歳以上の高齢者ドライバーの免許更新を厳しくするとの報道がありました。更新料も値上げになるとのこと。これは高齢者いじめに他ならないのではないか。テレビでは相変わらず、高齢者が交通事故を起こすと必ず年齢とか高齢者のドライバーとか字幕で協調して放送しています。私には意図的に高齢者から車の免許を奪うことを目的としたプロパガンダに移ります。実際、交通事故を起こしているのは、10代、20代、次いで80代の順です。死亡事故を起こす割合も10代が最も多く、次いで80代です。65歳以上の高齢者をひとまとめにして、高齢者が事故を起こすというのはやめろと言いたい!さらに高齢者を問題にするなら、10代、20代を問題にしないのはおかしい!警察、国家公安委員会もそのことは知っているはずなのに、高齢者の免許更新を厳しくすることに全く異論をはさまないのは、将来の不安から箪笥貯金をしてお金をあまり使わない高齢者からお金を吐き出させて経済を少しでも回していこうとする官僚の片棒を担いでいるからと、うがった見方をしてしまいます。
 ロシアのテレビと同じようにプロパガンダで国民をミスリードするのはいい加減にやめてほしいし、放送法を改正して、プロパガンダを繰り返すテレビ局はなくしてほしいと思います。
 介護施設がコロナ発生以来、面会制限を2年半も続けているのは、高齢者がコロナに罹患すると死亡する率が高くなるという事もありますが、もう一つはマスコミのせいです。あそこの施設でコロナ患者が発生したと報道されれば、現在の入所者も、これから入所申し込みをする方も引いてしまい、経営が成り立たなくなるからです。怖くて面会制限を解除できません。


 雪の多かった冬もようやく終わり、山形もどんどん暖かくなってきて、気持ちも弾んでくる季節になって来ましたが、今一弾まないのは、コロナとウクライナでの理不尽な戦争です。
 2019年12月に新型コロナウイルスが初めて世界に明らかになってからすでに2年半近い歳月が経ちましたが、未だに日本では毎日何万人も新規感染者の報告があります。昔の日本人は辛抱強かったが、今や1日でも痛みが治らないと医者に来る人が多くなった日本人は、つくづく嫌気がさしている人は多いでしょう。小生もワクチン接種を3回も受け、嫌気がさしている一人です。日本に新型コロナウィルスが上陸してから現在まで728万人が罹患し、29,000人が不幸にしてなくなっています。亡くなった人の90%は65歳以上の高齢者です。特に80歳以上では死亡率は5〜10%に上っています。高齢者施設で面会制限を厳しくする理由はまさにここにあるのです。改めてご利用者のご家族様のご理解をお願い申し上げます。一方で65歳以下の人はほとんど死なないので、もういい加減、普通の経済活動に戻してもいいのではないかと小生は思っています。
コロナ分科会のお偉いさん達が、この2年半一生懸命指導しても、終息の気配すらない状態では、若者達にワイワイ集まって騒がせて、ほとんどの若者を感染させてしまったほうが、早く収束すると思います。中途半端な縛りでずるずる行くよりもそのほうがいいのではないでしょうか。大正時代に猛威を振るったスペイン風邪(インフルエンザ)もみんながかかってしまえばもうそれ以上は広がらず、3年で収まりました。そういった過去の例からすると今回の新型コロナウィルス感染症は、あと半年くらいで収まりそうですけどね。
 ちなみにスペイン風邪では、日本で2800万人が罹患し、40万人弱の人がなくなりました。その時の日本の人口は約5500万人でしたから、日本人の2人に1人が罹患したことになります。今のコロナ禍よりもずっとひどい状態だったのですね。
 小生の根拠薄弱な予想で行けば、来年はコロナとおさらばのいい年になるか、新型コロナが普通の風邪のように扱われるようになるでしょう。
 もう一つ気になるのはウクライナ情勢です。プーチンがなんと理由をつけようとも行っていることは、侵略、ジェノサイドです。今や全世界で死んでほしいと願っている人が最も多いのがプーチンでしょう。そう思っている人は何億人にも達すると思います。ウクライナでの戦争は、独裁者のいる軍事大国が核を持たない小国を勝手な理由でいつの時代も侵略するという事を世界にまざまざと見せつけました。特にロシアは旧ソ連時代の1945年、日本の敗戦のどさくさに紛れて、日ソ平和条約を一方的に破棄し、日本に攻め込んできて千島列島を奪った過去があります。今回もロシアの国会議員が、「北海道にロシアの権利がある。」という事を発言しています。いつどんな難癖をつけて、北海道を奪いに来てもおかしくないのです。
ウクライナは1994年のブタペスト宣言で、各国がウクライナの安全を保障するという条件で核を放棄しました。しかし、今回武器を供与してくれてもウクライナを守ってくれる国は一つもありませんでした。アメリカもそうです。日本は日米安全保障条約があるから大丈夫なんて言ってる人々も、いざというときにはアメリカが守ってくれる保証はどこにもないという事が分かったと思います。 
他方、中国も何年も前から尖閣諸島の領有権を主張し、着々と奪いに来ています。中国は昔から沖縄は中国のものだとまで言っていますので、本当は尖閣諸島なんてちっぽけな島ではなくて、究極の目的として沖縄を狙っているのです。また、今回日本の中国総領事が「弱い人は絶対に強い人にケンカを売ってはいけない。」なんてツィートをしてる位なので、いずれは軍備を持たず、核も持たない弱い日本をウィグルのように属国にしてしまおうとしているのでしょう。
ウクライナが負ければ、一党独裁で独裁者になろうとしている習近平が、ロシアをまねして、台湾のみならず、沖縄を奪いに来るのは目に見えています。
 北朝鮮が核開発に血道をあげているのは、そういうことが分かっていたからです。核を持ってさえいれば、大国から容易に攻め込まれることはないという事です。
 日本も抑止力として核を持つべきです。日本が核を持ったからと言って、世界の核バランスがどうかなるなんてもんじゃありません。プーチンのような狂気の人間が指導者の国は、日本に関係なくいつ核のボタンを押すかわからないのです。それならせめて核をもって、他国から容易に攻め込まれないようにするのは、家に鍵をかけるのと同じくらい重要なことだと思います。そうでなければ、ウクライナのように、また大東亜戦争の時のように何万人、何十万人も死ぬような戦争をして日本を守る覚悟を見せなければ、助けてくれる国はないのです。ウクライナも全くひるまず、血を流しながら国を守る戦いをしているから、他国が武器供給をしてくれたのです。核を保有するか、憲法を改正して自衛隊を正規の軍隊として強化するしか国を守るすべはないと思います。平和ボケの時代は終わった事を日本人は、理解すべきですし、その反対の事を未だに子供たちに教えている日教組は、降壇してもらう時だと思います。

今年は大雪で日本海側の地方は大変です。当施設も1回の除雪に約3、4万円かかります。除雪して隅っこに追いやった雪がたまってどうにもなくなるとそれを片付けてどっかにもっていってもらうのに約25万円かかります。今年の除雪費はいったいいくらかかることやら。毎日空を見ては頭が痛くなります。
 大雪とともに新型コロナウィルスオミクロン株の急拡大が止まりません。感染力がデルタ株よりも強いからでしょう。一方でウィルスの常で感染力が強いもの程致死率は低い傾向があり、新型コロナウィルスも御多分に漏れずデルタ株の死亡率は1%で、オミクロン株の死亡率はその十分の一の0.1%だそうです。インフルエンザよりは少し高い死亡率です。そのインフルエンザはコロナウィルスに押されてほとんど集団発生していません。みんながマスクをつけて、例年以上にうがい手洗いを励行しているせいでしょう。
 不幸にして亡くなるのは、多くが免疫力が弱い高齢者です。そのため全国の介護施設では過剰ともいえる防御策を講じて、施設内にウィルスが入り込まないよう面会禁止措置をとっているのです。病院も今は面会禁止ですよね。「納得がいかない。」と怒るご家族の方もいますが、コロナウィルスの勉強をしていただいて、ご理解をいただきたいと思います。
 日本はwith corona 政策をとっていますが、中国はzero corona 政策を断固として推し進めています。一党独裁の共産主義国家ならではの、強硬策ですが、一方で多くの人民が泣いています。妊婦が病院に行けなくて亡くなったとか、食料がなくなり買い出しに出たらみんなにつるし上げにあったとか、いろいろな悲劇が漏れ伝わってきます。歴史的に見ても共産主義社会では必ず、独裁者が生まれています。独裁者はみないずれ自分の権力を守るためにその国の人々を虐げています。隣の北朝鮮、中国を見ればよくわかります。日本の共産党指導者ももう20年以上変わっていないですよね。共産主義の本質は何も変わらないのです。
 昨年、日本では東京オリンピックを開催すべきではないと、マスコミや共産党を含めた左翼と称される連中が声高に騒いでいたが、北京オリンピックに関しては不気味なほどに何も言わない。左翼と称されるまたは人権弁護士などと称される人々はウィグル自治区で行われている民族浄化策についても何も言わない。ことごとく日本を貶めようと嫌がらせをしてくる韓国に対しても何も言わない。他国の事は関係ないのか。残念ながらもうすでに日本は韓国、中国に情報網を握られていて、彼らはその手先となって日本を貶めるdisinformation 、 fake newsを垂れ流しているように思えます。
 政治家も自民党所属議員のくせに中国、韓国に何も言えない議員が多くいるようです。裏でお金をもらっているのか?政治家の不祥事を見聞きするたびにそれが本当のことのように感じてしまうのは私だけでしょうか。
 私は地域医療に埋没し、政治に正面から物申す時間も権威もありません。他国の言いなりになる政治家を廃し、ゆがんだマスコミを一掃し、日本国民を正しく指導し、他国に対して毅然と対応する政治家がたくさん現れることを願うばかりです。

開けましておめでとうございます。今年も医療法人社団聰明会みゆき整形外科クリニック、介護老人保健施設白鷹あゆみの園をお引き立ていただきますようよろしくお願い申し上げます。
昨年後半にようやく収まってきたコロナウイルス渦も年末にかけて再び不気味な増加傾向を見せています。今回流行しているオミクロン株はデルタ株よりも感染力が強いですが、毒性はデルタ株ほどではないようで、重症者の割合は少ないようですが、油断はできません。ご利用者の皆様には引き続きご不便をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
「笑う門には福来る」という言葉を皆さんは聞いたことがあると思います。
医学的にこれは本当のことなのです。明るく笑っていることが多いと体の免疫力が高まり、健康になり、目標に向かって頑張れる体力が培われ、自分の立てた目標に到達することができるのです。
いくつか例を挙げます。何年前か忘れましたが、多くの芸人を抱えている吉本興業とコラボレーションして、お笑い芸を見聞きした前と後とで免疫活性がどう違うのか採血して調べた実験がありました。するとお笑い芸を見聞きする前よりも見聞きした後のほうが免疫活性が高まることが分かりました。
また、人体には毎日約1000個の癌細胞が発生していると言われていますが、免疫細胞がこれらを発見し、殺してしまうので人は発癌しないで済んでいるのです。年を取るとどうしても免疫力が弱くなるので癌細胞を見つけてやっつけることができないために年を取った人が圧倒的に発癌しやすいのです。
こういう例もあります。かなり前ですが、イギリスの王立の病院での調査です。乳癌になり手術した患者さんをその1か月後に精神科医が診察し、癌の進行度に関係なく、その性格から患者さんを前向きな人(手術をしたが、癌があっても人生を楽しく生きようとする人々)、まじめな人(癌になったのだから癌と向き合ってまじめに治療を受けようという人々)、忘却の人(手術もしたんだからもう癌のことは忘れてしまおうという人々)、絶望の人(癌になってしまい、もう人生は終わりだと思う人々)の4つの群に分けました。この患者さんたちの5年後の生存率を調査した結果は、前向きな人の生存率が一番高く、最低の生存率だったのは絶望の人の群でした。10年後に再び同様の調査をした時も同様の結果が出ました。前向きな人ほど生存率が高いのは、免疫力を高め、再発した癌細胞をやっつけてしまったからと推測されます。
当クリニックに受診する患者さんも「どうせいつか治るのだろ」と前向きに考える方は治りが早い傾向があります。反対にこちらが何を言っても「でも・・・」と、ぐちぐち自分のまとまらない考えにとらわれている人は、かなり治りが悪いということを日常診療で経験しています。
「笑う門には福来る」というのは本当のことなのです。毎日お笑いを見て暮らせということではなく、物事を前向きにとらえ、できるだけ明るく楽しく暮らすことを心がけましょう。

新型コロナウィルスも現在はかなり収まってきたようですが、先週は山形県で10人以上のクラスターが発生したりしています。介護老人保健施設白鷹あゆみの園でも面会制限をいくらか緩和することにしましたが、まだまだ油断はできません。当分面会制限の完全解除は行えないと思います。ご家族の皆様方のご理解をどうかよろしくお願いいたします。
新型コロナウィルスが日本に侵入してもうすぐ2年になります。インフルエンザウィルスや肝炎ウィルス、その他の人間に症状を引き起こす様々なウィルスと同様に今後もずっと存在し続けるウィルスになってしまう心配があります。
今この世に存在しているウィルスは約3万種類あると言われています。そのうち哺乳類に感染し、病気を引き起こすウィルスは約300種類あると言われております。そう考えると新型コロナも撲滅させることは不可能で、最近よく言われるようになった「with corona(コロナとの共存)」が正しい選択になるのではないかと思ってきました。
一般的に強毒性(人に対して致死的な)のウィルスは感染力が弱く、毒性の弱いウィルスは感染力が強い傾向があります。昨今南アフリカで発生した変異種は感染力が強いようですので、そう致死的ではないようですが、そうであることを祈ります。
昨年の段階では、新型コロナウィルスは高齢者や肥満の人が重症化しやすいと言われていました。小生も高齢者であり、かなりの肥満になっていましたので、昨年5月18日に突然思い立って「絶対に俺は痩せる!」と決心し、1年半かけて10kg痩せました。
痩せてよかったこと。変形性膝関節症で痛かった膝はほとんど痛くなくなりました。きつきつだった服やズボンも余裕で着たりはいたりできるようになりました。昔柔道していたせいか、筋肉質だった体が痩せて筋肉が見えるようになってきました。薬を飲んでも高めだった血圧も現在は正常値です。あと当然ですが、体が軽く感じる。そんなことくらいですかね。
痩せて悪かったことというか、衝撃を受けたこと。この間、町の至る所にある証明写真ボックスに行き、証明書写真を撮りました。それを見て愕然としました。以前から自分の顔はなんて醜いんだと思っていましたが、かつてないほどの醜さ!そしてしなびてどう見ても70歳代にしか見えない顔(小生は現在60歳代です)。もともと醜いからどうでもいいやと思って、その写真を申請書に貼って提出しました。年を取って痩せるってことは、しなびるってことだと実感しました。もうあと5kgは痩せたいのですが、もしそうなったらどんなに貧相な顔になるのだろうかと心配しています。でも、いまさらもてようとは思わないのでどうでもいいか。それに小生はこの年でまだ大型バイクに乗っていますが、フルフェイスヘルメットを被ってバイクに乗っていれば、年よりか若いかわかりませんからね。

今年のノーベル賞が発表になりました。また日本人が受賞しましたが、彼は会見でなぜアメリカに来たのか、アメリカ国籍を取得したのかを問われ、「日本では周囲との同調が求められるのに対し、アメリカでは周りを気にせずやりたいことができるから。」と答えていました。一部の新聞で、日本はアメリカに比べて、他と同調することが求められ、自由な研究ができないからだと決めつけていました。欄外に、「だから日本はだめなのだ」という意図を感じました。
 日本はアメリカと比較して圧倒的に研究費が少ないのが事実です。また、より短期に結果を求められるので、じっくり研究生活するには窮屈な環境でしょう。
昨今日本からの頭脳流出が叫ばれていますが、たくさんお金がもらえてじっくり研究ができればそちらがいいに決まっています。
しかし、そのお金はどこから出てくるのでしょう。企業からですか?国からですか?企業からなら職員は企業の方針に従うのは当たり前で、窮屈ならその会社をやめてよそに行けばいいのです。国が出すのですか?それは税金ですよね。日本はそんなに潤沢な国なのでしょうか。どこかの野党と同じで、この記者は湯水の如く国のお金は出てくると思っているのでしょう。一方で、マスコミは国の借金が一千兆円になると騒いでいるくせに。
 同調することは悪ですか?日本では昔から大きな災害、感染症が繰り返し起こり、何千何万という人々が犠牲になってきました。日本人はそれらを団結して、協力し合って乗り越えてきたのです。日本人の遺伝子には「同調精神」が組み込まれているのです。私が生まれてからもいろいろな災害がありましたが、日本人は規律正しく行動し、そのたびに世界から称賛を受けてきました。東日本大震災の時に炊き出しや援助物資を争いもなく、きちんと並んで順番を待つ日本人の姿は世界に感動すら与えました。他国では我先にと援助物資を奪い合う映像が流されています。「同調」は、力の弱い者にとって美徳でもあるのです。
今回ノーベル賞をもらった日本人は、自分は他人とうまく付き合えない人間だと自虐的に述べたのでしょう。ただそれだけのことです。以前ノーベル賞をもらった中山教授も「自分は整形外科を3年で逃げ出した男だ」と言っていました。そういう意味ではノーベル賞をもらう人間は自分のダメなところを認められる正直者が多いのでしょう。
 また、ノーベル賞をもらうような人々は重箱の隅をつつくような研究をして、たまたま大穴を当てただけです。宝くじを買って一等賞金を当てた人と何ら変わりはありません。よかったねとは思いますが、私からすれば、大した人間ではない。過去も現在も数えきれないほどの人間が、重箱の隅をつつくような仕事をして、社会を盛り立ててきているのです。私もその一人です。まじめに仕事をしている人々はみんなそうです。たまたま大穴を当てた人間が全人格的に素晴らしいかのような錯覚に基づいてほめそやし、その人の言がすべて正しいとするのは、昨今のマスコミの常套手段とはいえ、社会をミスリードする危険性が高いと思いますし、これまでいかに多くのミスリードをマスコミがしてきたかを思うと、またかとあきれるとともに暗い気持ちになります。

蝉の声が朝からうるさく感じられ、いかにも夏が来たという感じの今日この頃です。朝から暑い。年を取ると、のどの渇きを感じなくなるので、熱中症に要注意です。体が脱水状態になっているのに、のどが渇かずに突然倒れて不幸なことになるということが全国で毎年繰り返されています。この時期、みゆき整形外科クリニックに来るお年寄りには診察終了時にこまめな水分補給をするように話しかけるようにしています。また、白鷹あゆみの園では常時エアコンをつけっぱなしにして暑くならないように心がけていますが、さらに脱水にならないように、この時期にはこまめな水分補給を心がけています。
 未だにコロナは収まらず、むしろ拡大傾向にあります。毎年白鷹あゆみの園では、入所されている方々に少しでも楽しんでもらおうと思い、季節季節の様々な行事を行ってきましたが、昨年今年と三密を避けるため、例年通りの行事を行うことができません。今年も夏祭りは園内だけで外部の方を招かずに小規模に行うこととしました。今は耐える時だということで、ご家族の皆様にもご理解とご協力をお願いする次第です。
 コロナのせいで、今まさに競技真っ盛りの東京オリンピックも無観客で行う競技がとても多いようです。感染拡大予防のためには仕方がないことだと思います。
オリンピックに関する様々な話題が提供されていますが、その中で、選手村での食事も話題になっていました。選手村の食堂では、毎日いつでも世界中の色々な料理が楽しめるのだそうです。その種類は700にもなるとか。さすが、日本と胸を張りたくなります。一方で、やはり日本はまだ裕福で、美食の国なのだと思うよりもむしろ、以前から言われてきたように飽食の国なのだと思います。
日本では年間600万トンの食品が、まったく食べられずに廃棄されているとのことです。これは1人の日本人が年間47kgの食料を捨てていることになります。いつでもどこでも食べ物があるので、どうしてもついつい食べて肥満になり、メタボリックシンドロームを引き起こし、日本の医療費を右肩上がりに挙げている原因にもなっています。飽食をすると膵臓のインスリンがどんどん作られ、そのうち疲弊してきて膵臓でのインスリン分泌が低下し、ついにはインスリンが産生されなくなってしまいます。こうして次第に糖尿病になっていくのです。現在、日本の糖尿病患者はなんと1000万人いるとされています。また、その予備軍も1000万人いるとされています。糖尿病予備軍の方はほとんどの方が将来糖尿病になってしまっているという現実からすると、日本人の6人に一人が糖尿病もしくは将来糖尿病確定者ということになります。糖尿病患者さんの治療費は莫大なものになります。整形外科に来る患者さんの約3倍の医療費がかかっているというのを知っている方は、ほとんどいないと思います。糖尿病を放置したり、きちんと治療していないと腎臓が侵されて腎不全になります。そうすると体の老廃物を尿に混ぜて出せなくなり死に至ります。そうならないように人工透析が必要となります。週3回1回5時間、体が拘束され、透析を受けます。一カ月の透析費用は30万円から50万円かかります。その3割から9割は医療保険で支払われています。日本の透析患者数は34万人くらいですので、年間1000億円から1700億円の医療費が透析に使われています。
 昨今はコロナでどこにも出かけられないで、どうしてもうちにいる時間が長くなり、食べ物についつい手が出て、テレビでオリンピックを見る。そして、糖尿病になる。糖尿病患者さんは確実に増えているので、おいしいものをいっぱい食べていると将来、日本の医療保険料が3割、4割になる、もしくは国民皆保険が破綻してしまうでしょう。
 何事も過ぎたるは猶及ばざるが如しです。食べすぎに注意しましょう。また、糖尿病の人は脱水になると一般の人より危機的状態になります。2000万人の日本人はこの夏特に気を付けなければなりません。
 そんなことをオリンピックの選手村の食事から連想してしまいました。

相も変わらず毎日毎日テレビでは、コロナの話題ばかりで、第4波とか医療崩壊だとか大騒ぎして、人心を惑わせています。そして、政府の無策を徹底的にアピールしています。立憲民主党も同様です。しかし、大嘘です。今年、立憲民主党の国会議員で「嘘でもいいから話せ。」と国会で同僚議員に耳打ちしたとんでもない奴がいましたが、この党は本質的に嘘つきなのでしょう。「韓国人は息を吸うようにうそをつく。」と述べた「反日種族主義」の本を連想させます。マスコミも立憲民主党も客観的事実を示さずに、印象操作しています。人の命に係わる医療を政争の具にしているのを見るのは、医療に携わる者としては、腹立たしい限りです。
日本の現状は世界から見たらさざ波だと言った政府の参与が、かなりマスコミから叩かれましたが、彼の言ったことは、まあ間違ってはいません。昨年からの先進7か国のコロナ感染者は、日本が170人に1人感染したのに対して、アメリカは10人に1人、フランスは12人に1人、イタリアは14人に1人、イギリスは15人に1人、ドイツは23人に1人、カナダは27人に1人が感染しています。圧倒的に日本の感染者数は少ないのです。個人の自由を制限できない憲法下で、この数字は日本の施策がうまくいっている証拠ではないでしょうか。
コロナワクチンの供給の遅れをマスコミ、立憲民主党は責めますが、ワクチンは日本で製造しているのではないのです。世界中でコロナワクチンを必要としている中で、感染爆発している国々に先駆けて、圧倒的に感染者数が少ない日本に、真っ先に全員にいきわたるようにコロナワクチンを供給してもらうことなどできないのです。そんなことをしたら、世界中から日本が袋叩き似合うに決まっています。マスコミ、立憲民主党はそんなこともわからないのかとあきれてしまいます。政府を倒すことしか頭にないのでしょう。
とにかく、客観的事実に基づいて発言、報道しろと言いたい。日本人を惑わすのはやめてもらいたい。

医療、介護の世界は圧倒的に女性が多いです。そんな中で、医師としての生活をしてきた私は、他の男性から見たらうらやましい環境の中にいるのでしょう。
そんな私は断言します。「女はおしゃべりだ!」
女性は男性以上に小集団で集まって話をするのが大好きですね。あっちで「こそこそ」、こっちで「こそこそ」、むこうで「ひそひそ」、どこかで「あはは!」
長年、女性の職場とも言っていい場所で働いてきた私は、女性は男性よりおしゃべりが好きなのだなといつも感じてきました。むろん男性にもおしゃべりが好きな奴もいます。特に最近はユニセックス化が進み、おしゃべりな男性がとても多くなったと感じますし、社会風潮上、おしゃべりな奴ほど持てる傾向が強いですね。芸人がもてはやされ、女優との結婚が多いのはその典型でしょう。「男はだまって・・・」なんていうCMが何十年前かにテレビで流れていましたが、ずいぶんと変わってしまいました。
男性と女性のどちらがいいという話ではありません。人類の歴史が始まって以来、男女の違いは歴然としてあります。男女の違いを論じることは「男尊女卑」でも何でもありません。男女平等が言われて久しく、私のような前期高齢者も小さいころから男女平等は教わってきたし、身についていると思います。
それなのに今回の森前首相に対するバッシングは何なのでしょう。まるで韓国がありもしない慰安婦問題をでっちあげて、戦後70年以上たった今でも日本たたきをしているのとそっくりです。森前首相は「女はおしゃべりだ。」と軽口をたたいただけです。それをむりやり「男尊女卑」に結び付けて激しくかつ執拗に攻撃したマスコミ。いかにマスコミが偏向しているかを今回もまざまざと見せつけられた思いがします。今回の大騒ぎで、「日本は男尊女卑の国だ」という誤った印象を世界中に与えてしまいました。日本を貶めようとしか思えない報道しかしないようにまで思えるマスコミの責任は極めて大きいと言わざるを得ません。「万死」に値しますよ。というか、うがった見方をすれば、すでに中国、韓国にマスコミは牛耳られてしまっているようにさえ思えます。
マスコミは女性蔑視と大騒ぎするくせに男性蔑視には知らん顔をする。典型が、よくマスコミに登場する田島陽子氏です。「男なんてばかばっかり。」こんな発言はまったく問題にしない。まともな人間というか善悪の判断をきちんとできる人間は、マスコミにはいないのだろうか?不思議でならない。やはり、中国、韓国に乗っ取られているのか。
今回の「森騒動」を受けてオリンピック委員会の会長を女性にし、女性理事の比率を大幅に増やすなんてことをしているが、男女関係なく適材適所にするべきです。男女平等だから男女同数にするなんて馬鹿な発想は、日本が世界中から笑いものにされるだけではなく、国を亡ぼすもとになると思います。
そもそもオリンピックに出るような人間は、スポーツに心血を注いで人生を過ごしてきているので、頭で勝負している小さいころから一生懸命勉強している人間に問題解決能力ではかなうはずがありません。しょっちゅうごたごたをおこす日本柔道連盟がいい例です。オリンピックで金メダルを取ったからと言って組織運営ができるはずがないのです。スポーツでいい成績をとったから何でもできるみたいな発想をする人はなんと無能なのだろうと思います。日本にはそんな人間ばかりが増えてきたのでしょうか。いつも思いますが、戦後の教育が間違っていた、今も最悪だとつくづく思います。

今冬は積雪の多い年のようです。クリニック、白鷹あゆみの園の除雪に1日何万円もかかります。今冬はもう100万円以上の出費になっていると思います。この調子では何百万円かかることか。雪国に住んでいるのでこればかりはあきらめるより仕方がありません。
私は施設長だけではなく、クリニックの外来もしています。この地にきて今年で24年目です。最近の患者さんは、私が医者になった時、さらに白鷹の地で外来を始めた頃と明らかに違ってきていると、外来をしていて強く感じています。
まず、第1は、他の病院、医院で薬をもらい、数日後に当院に「薬が効かないので、もっと聞く薬をくれ。」と来院してくる患者さんがほとんど毎日います。現行の医療制度では、7割から9割他人のお金で医療を受けているので(自分では1割から3割しかお金を直接出してはいない)、他の医者が出した薬が効かないからと言って、さらに他人のお金を使って同じ種類でもっと強力な薬を処方することはできません。例えば、前医で2週間薬を処方されていれば、2週間は医療保険を使って同じ種類のもっと強力な薬は出せないのです。私が、「わかりました」と言って、もっと強い薬を出すと、医療保険のほうから後出した医者に十割全額返還命令が来るのです。医療費抑制政策もあって、そのような決まりになっているのです。そのことを説明してもすぐに納得してくれる患者さんは少ないです。中には「俺がこんなに痛いのになぜ出せないのだ。」と怒る患者さんも結構います。
私からすれば、「薬が効かない」と初めに受診して薬をもらった医者に言ってくれと言いたいです。よその医者に行って「もっと聞く薬をくれ」というのは、よその肉屋で買った肉の味が悪いので、別の肉屋に行って、もっといい肉をうんと安い値段でよこせと言っているようなものです。また、「俺がこんなに痛いのになぜもっと強い薬を出せないのだ。」と言うのは、金を貸してくれと銀行に行って、「貴方は当方の融資基準を満たしていないので融資はできません」と言われ、「俺がこんなに困っているのになぜ融資してくれないのだ。」と怒っているのと同じです。まるでやくざです。
はじめから優秀な私のところに来てくださいと言いたい。
第2には、1週間分薬を出しても、「効かない」と言って、次の日とか数日後に来院する患者さんの多さです。そんな患者さんには「1日で治ると思ったら、1週間分の薬は処方しませんから。」と話したり、「国際疼痛学会では治療して1か月以内で治る痛みは急性疼痛と定義しています。治療して3か月以上治らない痛みは慢性疼痛と言ってまた治療法が違ってくるのですよ。ですから、1,2週間治らないからと言って治りが悪いとは医者は思わないのですよ」と文章を見せて説明しています。
第3に、痛みが出ると、その日のうちか翌日に受診する患者さんが多いということです。そういう患者さんたちの多くは、病気でないことのほうが圧倒的に多いです。患者さんには「整形外科を受診する人の4割には病的な所見がない」という報告があるという文章をみせて、「病気でなくてもちょっとした不都合でとても痛いということはよくあるのですよ」と言って納得してもらっています。
第4に「なんで痛いのだ」と痛い原因を求めて来院する患者さんの多さです。医者は、病気か病気でないかを診るのであって、なんでそうなったかというのはあまり気にしないし、そんなことはわかりません。前の日に自分で気づかないで体に悪いことをしでかして痛くなったのかも知れないし、疲れが蓄積してなったのかもしれないし、はっきりした原因なんて、神様でもない詐欺師でもない医者が分かるわけがないのです。特に腰痛は、85%は原因のわからない非特異的腰痛と言われています。原因が分かったって、治療しなければ治らないのに。
第5に、来院する前にインターネットなどで調べて自分の病気を決めつけてくる人の多いこと。医者が違うことを言うと、「でも・・・」と強引に自分の考えに医者を引き込もうとする。同じ症状でもたくさん違う病気があるという基本的なことが分かっていないので、決めつけてくるのです。「胃が痛い」と言ったって、心労のこともあるし、胃癌の時もある。急性胃炎も慢性胃炎も胃痙攣もある。いろいろとあるのに勝手に一つの病気に決めつけてくる。
まだまだ挙げればきりがありませんが、共通しているのは、自分勝手ということです。自分の勝手な考えを他人に押し付ける。他人の意見を排除する。聞く耳を持たない。そういう人がものすごく増えました。まるですぐ近くの国々の人のようです。日本の教育が悪かったということですよ。
いちいち相手にしていたり、怒っていたらきりがないし、体にも悪いので、今年は怒らないことを自分の目標にしています。でも、毎日「むっ」とすることが多いのですが、「いかん、いかん、怒るな、怒るな」と自分に言い聞かせています。
こういう人々が最近とても多いので外来の時間が長くなり、前期高齢者となった私にはかなり堪えています。

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年はコロナに明けコロナに暮れた一年でした。今も毎日たくさんの人々がコロナに感染しています。マスコミでは毎日コロナ、コロナと大騒ぎしています。いろんな出来事を大げさに取り上げて、視聴率を稼ごうとするマスコミの卑しい根性がいつまでたっても変わりません。それともマスコミは人々を恐怖に陥れて、感染を抑制できるとでも思っているのでしょうか。昨年一年間でそれは間違いだということは証明されています。一年たっても感染が収まらないのが何よりの証拠です。
むしろ、恐怖をあおることによって、ひどい風評被害が起こっています。医療関係者家族への偏見と排除は、全国で見られます。山形県でもコロナ感染者は氏名が公表されなくてもすぐに人物が特定され、その人が務めている会社の売り上げが全くなくなったり、感染者の子供が学校で排除されたりしています。感染者を悪者にしているのです。おろかな行為です。日本でも頭の悪い人間のなんと多いことかと改めて失望しています。
 コロナを正しく知り、正しく怖がり、正しく対処すれば、感染は防げます。「敵を知り己を知らば百戦危うからず」です。コロナは、マスクをし、三密を避ければ防げます。それをしていても罹患したとなれば、それはもらい事故にあったようなもので仕方がありません。
 昨年一年間でコロナ感染者は20万人を超えました。死者数は、3000人を超えています。ちょっと待てよ?インフルエンザは毎年1000万人以上が罹患していました。インフルエンザ後の肺炎で死亡する人は年間3000人くらいで推移していました。今年はほとんどの人がマスクをして感染予防をしていることを割り引いても感染力はインフルエンザより低いのではないか。インフルエンザよりは死亡率は高そうだが、それでも100人罹患して、1.5人しか亡くなっていない。死亡率は糖尿病よりずっと少ないし、毎年流行する感染性胃腸炎よりも低い。このことからすると、マスコミで連日大騒ぎをしているほど、恐ろしい病気ではないのではないかという推論ができます。
 しかし、だから安心しろと言っているわけでは毛頭ありません。正しく恐れ、正しく対処し、風評による二次被害をなくしましょうと言いたいのです。
 また、最近では医療崩壊の危機が叫ばれています。本当でしょうか。日本の医療制度はパンデミックが起こった時にはもろいのは事実です。それは、今まで患者さんの要求に懸命に応えようとしてきた医療界にも問題があるのです。医療機関は「患者さんのために」という言葉のもとに、医療の利便性を高め、いつでもどこでも最良の医療が受けられるよう努力してきました。そのために、医療者はいつも最大限に働き、余力がなくなってしまっているのです。余力がないところに新しい感染症の流行ということで、過剰ともいうべき体制でコロナに対処しなければならなかったために、医療崩壊の危機を感じてしまっているのです。
 熱が出れば、すぐに病院に行ったり、連れて行ったりする。どこか痛ければその日のうちに医療機関を受診する。子供の医療費を無料にしている市町村が多いので、受診抑制はまったくかからない。毎日夜間診療所と化している病院に余力はありません。そんなことをしているから、すぐに医療危機が叫ばれるようになるのです。
昭和の末に「医療は商売である」と厚生労働省が認めてしまって以来、「いつでもどこでも最良の医療が受けられる、そうでなければならない」といった、行き過ぎた考え方をしてきた国民、政府、医療機関の間違ったありかたがここにきて露見していると思います。国民が「コンビニ受診」を控えるようにしただけでも医療崩壊の危機はなくなると思います。
 風評被害にあわないよう今年も医療法人社団聰明会は最大限の警戒をしてコロナに対処していく所存です。皆様方のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

今年もあと2か月を残すばかりとなりました。1月に始まったコロナ騒動も未だに収束のめどはたっていません。その間にコロナウィルスの生態も治療法も日本では大分わかっては来ました。コロナウィルスは若者にとってはインフルエンザと同等にそう大した病気ではないということ、しかし、80歳以上の高齢者が感染した場合には10人に1人が死亡する病気であるということです。これはインフルエンザの2倍以上の死亡率です。ですから、高齢者をお預かりしている施設では、感染予防に重大な緊張感をもって取り組まなければならないのです。
 山形県では一時、2か月間ばかり感染者が0でした。しかし、ここにきて数名の感染者が発生しています。白鷹あゆみの園では、一度面会制限を緩和しましたが、県内で患者が発生したとなれば、入所者の命を守るために過剰ともいえる対応をせざるを得ないということをご理解いただきたいと思います。早くこの騒動が収束することを願うばかりです。
 日本がコロナ騒動で大騒ぎしている間に、コロナ発生源の中国はひたひたと確実に尖閣諸島奪取に向けて手を伸ばしてきました。ついに領海内に中国の公船が居座るというところまで来ました。
 中国は昭和46年(1971年)に突如として尖閣諸島は中国のものだと言い出しました。国連の調査委員会で尖閣諸島の周辺に石油が埋蔵されているという可能性が指摘されたからです。その後中国は着々と手を打ち、尖閣諸島に接近してきて、ついに今年2度目の領海侵犯、というよりも居座りという状態になりました。もう、尖閣諸島が奪われるのは時間の問題でしょう。尖閣諸島が奪われたら、次は沖縄です。なんせ以前より中国は、沖縄も自国の領土だと言っているのですから。日本以外の国なら自国領土を侵害されたならば、断固として武力をもって戦うのです。しかし日本では、中国韓国の手先としか思えない野党、マスコミがわざと無視を決め込み、憲法改正によって自衛隊を正式に認めようとする動きすら封じています。いくら自衛隊がいい訓練、いい装備を有していたとしても、それを行使できないのは絵に描いた餅、張子の虎と同じです。
 今までの政府の無策を責めても仕方がありません。日本人にとって、獅子身中の虫は野党、マスコミだと思います。
それを応援しているのが、左翼と呼ばれる人たちです。もともと日教組はアメリカが、二度と日本を立ち上がらせなくするために作った組織で、日本は悪者だという自虐史観を植え付ける教育をさせるためにできた組織です。私も子供の頃はそう教わって大人になりました。「ばか」まじめな教員、学者連中にはそんな教育を真に受けた反日が多くいます。今はやりの日本学術会議なんてのはそんな人間ばかり集まっているのでしょう。大体、国歌を歌わない、国の旗をオリンピックでしか揚げないなんて国は日本だけでしょう。
 このまま日本が他国に切り取られて没落していくのを抑止するためには、まず獅子身中の虫を成敗することから始めるのが肝要と思います。行政改革はまず、スマホと学術会議、その次はマスコミと日教組です。その改革は、中国の尖閣諸島奪取を参考にされたらいかがでしょうか。

最上川が氾濫しました。
私が山形にきて、45年。最上川の氾濫はついぞ記憶にありませんでしたが、調べてみると53年ぶりなのだそうです。私が通う国道348号線も通行止めになっています。今まで事故で通行止めになったことはありましたが、法面の崩落で通行止めになったのは、初めてかもしれません。
一昨日、仕事が終わって山形に帰る途中、国道348号線の最初のトンネルを過ぎ、下りにさしかかる所で、土砂が道路の半分をふさぎ、実質、片側交互通行になっていました。「明日は通行できるだろうか。」と心配しながら帰路につきましたが、案の定、翌日山形市のはずれで山にさしかかる所の交差点で通行止めになっていました。その日は、南陽健診センターによる町民の健康診断のお手伝いの医師として、7時45分まで白鷹町の検診場所に行かなければならなかったので、急遽右折して(他車はほとんど左折していましたが、私はバイクが趣味で昔から山形県内を走りまくり、山形の道路を知り尽くしているつもりなので)、狐越街道に入り、県民の森をすり抜けて、職場に向かおうとしました。ところが、県民の森にさしかかる所で通行止め。そこから県民の森の中に入り、くねくね道路を走り、ようやく白鷹町というところで、また通行止め。そこを右折して、狭い道を進むと、あちこちに山から流れてきたこぶし大の石がごろごろしている所が何か所もありました。車底にごつごつと石が当たるのを感じながらさらに進むと、3トン位のトラックが脱輪して傾いて止まっているではありませんか。これはついにダメかなと思いましたが、ようやくそのそばをすり抜け、狐越街道に戻れました。そして15分遅れで会場に到着することができました。車は泥だらけになっていました。
今まで山形県は自然災害の少ない県と言われていましたが、人為的なものにしろ、そうでないにしろ、地球が温暖化して、気候変動が激しくなっているのは、間違いのないことでしょう。昔からそうだったように我々は、気候変動、細菌やウィルスの猛威に今後もこれからも対応して生きていかなければならないのです。先人達がそうだったように。
周りを見れば、ろくでもない国ばかりで虎視眈々と日本の領土を狙っています。コロナウィルスも依然として猛威を振るっています。毎年毎年、日本のどこかで50年に一度という災害が起こっています。今が、日本が大きく変化するべき時なのでしょう。どれだけうまく変化してそれらに対応していけるかは、この1,2年で決まると思います。日本の若者よ、今が変革の時だ。変革の波に乗り遅れるな!
2週間前に白鷹町でもついに1名のコロナウィルス陽性者が出ました。幸いなことにその後更なる発生はありません。昨日は、ついに岩手県でも2名の陽性者が発生しました。地方にも確実に第2波が押し寄せてきています。80歳以上の高齢者が感染すると10人に1人は亡くなります。ですから、白鷹あゆみの園に感染者を出しては絶対にいけないのです。当分の間、面会禁止という当施設の対応にご理解ご協力をお願い申し上げます。

毎日毎日コロナウイルスの話題でうんざりする今日この頃です。現在、日本の延べ罹患者数15000人強、死者は600人強です。世界を見ると死者数が1万人を超えているのはアメリカ、スペイン、イタリア、イギリス、ブラジル、フランスで、他国も軒並み1000人を超えています。日本はまだ数百名レベルでとどまっているのみならず、ようやく減少傾向になってきました。日本人が、強制ではなくても一致団結して事に当たれる民族であるということの証拠でもありますが、政府の施策がうまくいっている証拠でもあります。
しかし、相変わらずテレビは政権批判一辺倒。挙句の果てに慰安婦や徴用工問題などをでっちあげて事あるごとに日本を敵視している韓国を見習えとまで言っています。
日本のテレビ局はみな共産主義的韓国人に牛耳られてしまっていると思っているのは私だけではないと思います。ネットで言われていたTBSが毎年朝鮮人学校の人間を無試験で受け入れているというのが真実と思えてきました。だから執拗に政権の上げ足をとる。TBSのみならず、他の放送局も今月韓国でまた新型コロナウイルスが集団発生したことを全く伝えていません。
 日本のテレビがすべて韓国の情報機関に牛耳られて反日キャンペーンを連日繰り返して日本人を洗脳しているようなものです。これは国家として大変危険な状況です。このまま指をくわえて日本が中国、韓国に隷属していくのを見ているのはつらいことです。
 しかし、政権与党の自民党にも親韓国派がたくさんいます。これは日本の中に韓国の血が流れている人が多く混じっているので仕方がないと思います。
日本人として生きているなら、韓国政府の日本敵視政策と日韓両国のうその歴史教育を厳しく糾弾し、日韓両国民がお互いの利益のために平和的、友好的に付き合っていける方法を模索すべきと思います。少なくとも医療の世界では日本人も韓国人もありません。私の外来でもどんな国の人でも分け隔てなく接して、治療しています。うそをついて他人を貶めるような人間を正しく悪人として認知する社会になってほしいと思います。
テレビのワイドショーでは、いまだにPCR検査を全員にしろという論調が、主流です。しかし、私を含めた現場の医師に言わせれば、これは明らかに間違いです。そもそも100%正確というどんな検査もありません。検査には、感度、特異度というものがあります。感度というのは「陽性なものを正しく陽性と判断する割合」です。特異度というのは「陰性なものを正しく陰性と判断する割合」です。PCR検査は、感度が30〜70%、特異度が90%しかないという報告があります。かりに感度、特異度の精度がもっと高いとしても、すべての人間を100%正しく判定しているのではないのです。医師に言わせればどんな病気もそうですが、症状、所見、検査を組み合わせて診断をします。新型コロナウイルス感染症もそうです。検査だけですべてを決めてしまうと必ず間違いが起こります。PCR検査を全員にしようものなら医療機関の負担は大変なもので、また、医療関係者が、検査を受けた人から感染する機会を増やしてしまうことになり、すぐに医療崩壊が起こってしまいます。また、PCRは完全に正確な検査ではないので、陽性なのに間違ってPCR検査で陰性とされた人が安心して出歩いて、他人に移しまくってしまう危険性が増大します。さらにPCR検査で陰性でも、検査を受けた次の日に他人から移されてしまい、その人も他人にウイルスを知らずにばらまく結果になってしまうことも大いに考えられます。そうしないためにはアメリカのトランプ大統領のように毎日PCR検査を受けなければならないということになります。
テレビに出てくる医師はやたら肩書をつけて、さも一流の医師のような雰囲気を作り上げて出演していますが、私から言わせれば、現場を知らないただの学者か、古い医療に凝り固まった引退間際の人間としか思えません。何を考えているのだろうと思ってしまいます。きっとテレビは自分たちの主張に沿う人間を探し出してきて出演させているのでしょう。連日出演しているどこかの大学の教授とかいうおばさんは、医師でもないのにとんでもないことを言っている。詐欺師ではないのか。
PCR検査キットを韓国から購入させて、窮状にある韓国経済を少しでも助けたいと思っているから、PCR、PCRと騒いでいるのでしょう。大切な人の命を預かっている医師としては、間違った知識で医療崩壊に誘導する言動行動はやめてもらいたいと願うばかりです。

powered by samidare