『 バレエの世界 』 №2
ようやく更新できました。
「バレエ世界」!!
今回がなんと。。。
第2回目!!ww
着々と月1回ペースになってきていますねww
そして、今回のテーマは。。。
『 チュチュ 』
です!!
バレエ人、バレエに興味がある方は、
すでにご存じだとは思います。
そう!
「チュチュ」とはバレエでいう、
本番に着る衣装の事です!
言い方が可愛いですいよね!
さすが西洋人という感じですw
(偏見ではないです)
バレリーナはどのようにきているかしっていますか?
スタンダードな着方は
バレエ専用のショーツ(下着)を履き、タイツを履いて
ボディーファンデーション(ストッキング生地の薄いレオタード)を着て
その上に、衣装を着ます。
衣装によって、インナーの順番を変えたり
パッド付のボディファンを着たり
教室ごとに
バリエーションは様々ですw
さて、
いろいろなところで「チュチュ」の意味を
調べてまいりました。
『チュチュ』
→バレリーナが付ける短いスカート。
薄いチュール・オーガンジーなどを何枚も重ねてボリュームを出す。
おもに、古典バレエにおいて着用されるスカート状の衣装。
「wikipedia・weblio参照」
との事。
語源はフランス語の「cucu」(キュキュ)からきているといわれていますね!
チュチュにも種類と歴史があるわけです。
それをざっくりとまた紹介していきます。
まずは初めに、
【ロマンチック・チュチュ】
スカートが長―――いチュチュです。
軽さとしなやかさを強調した衣装。
おもに「ジゼル」・「ラ・シルフィード」などに用いられます。
19世紀前半に登場し、
当時は、物語性を重視したバレエが
主流だった。
見た目にも、軽やかにホワホワした
動きのある衣装といったところでしょう。
そこから、バレエが確立するとともに、
少しづつスカートの丈を短くしていった。
ドガなどの絵画でよく取り入れられた
膝下丈のスカートになっていったのも
この頃だろう。
また、当時のヨーロッパでは
女性が足をみせる事ははしたないと
されていたからなのでしょうか。
バレエダンサーの地位は低く、
ダンサーとしては、主役級でも
パトロンなしでは生活できなかったともいわれていますね。
しかし、トゥシューズの発明で
一旦は、ヨーロッパで活気を取り戻すが
19世紀後半には、
男性ダンサーの減少、バレエの低俗化が進み、
バレエ自体が演じられなくなった。
だが、、、
そのスカートの丈で、ダンサー的には
動きがある程度制限されていたと思われる。
トゥシューズを履き、
柔軟な身体を使って動く物語は
とても幻想的で素敵な空間だったとも私は思う。
そこから
【クラシック・チュチュ】
の誕生です。
これは、現代でよくみられる
床と平行に伸びる短いスカートです。
これは、
ロシアで、ヨーロッパの文化が取り入れられ
19世紀後半になっても
ロマンティックバレエが上演されていた。
そこから独自に発展し、
新しい技巧と、フットワークが求められた結果、
このチュチュが誕生した。
より技術が求められ、
超人的な体力と、エンターテイメント性に富んだ。
常人にはない、
トゥシューズでの動きに加え、
柔軟性、跳躍力、体感の強さ、
そして、人形のような
ほっそりとしたスタイル。
それを引立てるかのような
タイトな衣装は
全ての足をみせ、動きの制限を
極力減らした。
加えて、巧みな舞台構成やストーリーで
観客は、本当の意味で
別次元の生物を見るかのような
感覚ではなかろうか。
そこから、
バレエの発展・進化と共に
ダンサーの技術・表現力の向上の中で
衣装もそれをさらに魅力的に見せる為
進化していった。
・・・なんか、前回と絡み合わせ過ぎましたねww
気になる人は、前回の「バレエの世界」を!!
(露骨な宣伝)
↓↓↓
。。。
ともあれ、現在も進化しております。
素敵な衣装ばかりで、
毎回、カタログが届くたびに
ワクワク・ドキドキがとまりません。
さて、ここで衣装1着どれくらいかかるか、
皆様はご存じでしょうか?
ピンキリなのですが、
期成版で1着
10,000~60,000円といった所でしょうか。
今では、
レオタード生地で作られた衣装などもあり
比較的、安価な衣装も出てきました!
バレエ教室的には嬉しいw
オーダー品でプリンセス役の衣装となると
10万~はてしなくww
衣装は、一生物です。
扱いさえきちんとしていれば、
使い続けられるものなのです。
作ってもらったあなたは、
ガラスの靴をもらったシンデレラの様に
特別なのですよ!
バレエの衣装は、ほぼほぼ手作りです。
コールド(脇役)でも主役でも
貴方の為に作られた衣装だと思って
大切に扱いましょう!!
(バレエ教室からの切なる願いですww)