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魅巣亭
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しょうもない質問ではないですよ。
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私は73歳ですが、若い方だけとは言いませんが興味があるものを、深く追求する人が少なくなったのがとても残念です。私は探求するのが好きな方で、単純な疑問で理解できない時は、知っておられる方にお聞きして答えを頂きます。
ご質問答えは、私が調べた限りではということでご理解ください。Whiskyの製造では海水は使いません。アイラ島の今回の訪問で一つ知識を得ました。Whiskyの貯蔵樽が、海岸近くに野ざらしで置いてあり、荒れた時は海水がかかるだろうと思う所に置いてありました。あとで使用する時は、シャー(樽を焼く)トースト(内側を熱する)のどちらかを選び、スピリッツを入れ熟成する過程になります。
Whiskyの仕込み水は内陸から海に向かう川、湖、などの水を使いますが、最初からピートの香りがしますし水の色も赤みがかっております。珍しいのは今の所1箇所だけしか知りませんがBruichladdichは井戸の地下水を使っております。
それを次回Ardpegの蒸留所を紹介させていただきますが、海岸近くに樽が置いてある写真を掲載します。アイラでは7箇所の蒸留所は荒れた時、波をかぶるところに存在しますが塩味は美味しさの味の大事な基本ですので、置かれているのではないでしょうか。ただ1箇所Kilchomanだけは内陸でした。
1850年代からWhiskyの生産が大量になり、運搬するのに海の近くだと船に樽を乗せて運ぶには便利なので海の側になったのだとも思います。アイラ島の面積は日本の佐渡島位ですが、一つの島では蒸留所が一番多いです。塩の香、海藻、昆布が混じったピートで二条大麦を燻し乾燥させる訳ですからフェノールの数値が高い訳です。、アイラ島の生産Whiskyの40%は日本に輸入されたいるのも、魚好きの日本人には海の香りのWhiskyは合うのではないでしょうか。
ご質問ありがとうございました。
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アイラ島 巡礼記
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