HOME > 記事一覧

mistarboo「食の内需拡大には公共施設の開放だ」コラムvol.16

 景気は良くなっているのか? なっていないよね。でも、日経平均も上がっているから、少しは兆しが見えているかな・・国の経済対策も影響はあるだろう。早くしてほしいよね。
 さて、今日のコラムは提案だ。
 食が豊富な山形! しかし、一歩、外から見てみると、山形のPRは下手だね。もっともっと情報発信をすべきだね。仙台は人口がいるせいもあるだろうけど、食の話題は新聞、テレビ、インターネットとも尽きないね。すごい情報量だと思う。
 では、このPR方法の下手さをすぐに解消できるかというと県民の気質から考えると時間がかかるよね。
 そこで本題の提案である。食の内需拡大という点で「公共施設の開放」を提案する。
 今、入院していて、病院内には、売店もあるし、カフェも焼きたてパン屋もある。どれもすごい混んでいて、俺は一つのマーケットだと思う。特に売店の前には、イベント広場と称したスペースがあり、日替わりでいろいろなものを販売する。三越の出張販売、菓子屋さん、産直施設、パン屋、果物夜など・・。これが売れるんです。店番をしていて、来るか来ないかわからずの「待ちの商売」をしているより、ずっと効果的である。特に産直関連は完売するケースが多い。時間単価で積算すると、すごく効率のいい商売だ。
 なぜ、売れるか? それは人がいるからだ。当たり前の話・・。イベント販売をする場合、何が大変かというと、人を集めること、つまり、販売していることを広報周知することが大変。それが病院内であれば、特別な周知をしなくても、ここだと何千人という人が目にすることができる。
 これを読んている人の中には「病院内で商売をするのはどうかと??」と思う人もいるだろう。でも、やれ食料自給率のアップだの、地域経済を活性化するだの、言っている状況だから、「動けるところからう動く」というのはどうだろう。賛成?
反対?

 俺は、病院内の販売場所としての開放だけを提案するのではない。もちろん、病院内も十分なマーケットだと思う。俺が提案するのは、県庁、県の合同庁舎、市町村役所、大学の施設内開放だ。もろちん、どこの施設も少しのスペースでしているが、もっと大々的にしてほしい。山形県庁だと地下の少しのスペースでしているが、例えば、屋外の広場を使って、月に2~3回程度、昼の時間を利用して、市町村の定例の物産市をしてほしい。県内市町村の持ち回りで・・。県職員にとっても、市町村の状況を知るいい機会だと思う。だって、県庁の建物の中に人が何人いると思う? 隣に警察もあるけど・・。1000人? もっといるでしょう! 来客者もいるんだから・・1000人を集めるイベントを実施しようと思ったら、すごいお金がかかるよ。定例で開催していれば、県庁周辺の人も来るだろうし・・。

 そして、大学はどうだろう? 学食という低コストの食はあるものの、月2~3回、市町村持ち回りの物産市を昼の時間を利用して開催してみてはどうか? それこそ、他県から来ている学生にとって、新たな山形の価値を知ってもらうことにもなると思うし。
 もちろん、売れるか売れないかは出店者の知恵の見せ所である。
 地域経済をあげること・・できるところからする! この提案はいかが?
2009.04.13:ミスターブー:コメント(0):[食のコラム]

mistarboo「川西町上小松 フラワーハウス チモシーのコサージュ」

  • mistarboo「川西町上小松 フラワーハウス チモシーのコサージュ」
 今回は食人ではなく、職人の話。
 うちの娘が小学校の入学式でありまして・・。妻が入学式に出席するにあたり、「コサージュ」の話題となり、いつもお世話になっている、上小松の「フラワーハウス チモシー」にお願いしました。写真がそのコサージュ。もちろん生の花です。洋服の色などを言って、作ってくれるとか・・。本人は喜んでいました。写真にはないのですが、娘の髪飾りも作ってくれたとか。写真は妻が撮影したもので、本人曰く「実物はもっときれい!」とのことでした。話題としては、少し遅かったかもしれませんが、地元にこういう技術を持っていることはうれしいし、ありがたいです。結婚式のためのコサージュなどももちろんOK。詳しくはHPがありますので、ぜひ、ご覧ください。フラワーハウス チモシーHP

2009.04.08:ミスターブー:コメント(2):[その他何でも]

mistarboo「名物を考える~仙台 阿部蒲鉾店の“番町揚げ”から学ぶ」 コラム vol.15

  • mistarboo「名物を考える~仙台 阿部蒲鉾店の“番町揚げ”から学ぶ」 コラム vol.15
 久しぶりの更新ですかね・・。
 さて、先月、一時帰宅の際、一番町を歩いていると、目に飛び込んできたのが、阿部蒲鉾店前にあった写真の揚げ物。左の写真のとおりで、「番町揚げ」と言って、阿部蒲鉾店の一番町でしか食べられない代物。当然、店に入って食べた。うまい!蒲鉾とチーズとポテトも入っており、何とも言えないおいしい食感!1本150円。店員さんに再度確認・・
「ここでしか、買えないのですか?」との問いに
「そうです。ここでしか、買えません」ときっぱり!
 商売が上手だよね。俺みたいな食べ歩き好きには「限定」「ここでしか食べられない」などの言葉に弱い。みなさん、仙台に来たら絶対食べるべし!「阿部蒲鉾店 一番町店」情報
 たぶん、一番町の名物なんだろうね。ほかにも「濱屋」という肉屋さんで「牛タンボール」というのがある。これはたいぶ前に食べたもので、マスコミなどでかなり取り上げられたとのこと。これもおいしかったなー。

 今回のコラムは「名物」について考えることにする。もちろん、食べるもの! 私なりの考えですけど・・川西町には名物はあるだろうか? 後で書くことにして・・名物となる要素なるものを書いてみよう。名物と言われるものには、次の3つのジャンルがあると思う。
①食べ歩きもの
②みやげもの
③料理もの
 旅行でも観光でも、ブラっとでもいい。どこかに行ったら、この視点で人間は食べ物を追い求めるような気がする。
2009.04.03:ミスターブー:コメント(3):[食のコラム]

mistarboo「好きな中華そば?醤油ラーメン?」 コラムvol.14

  • mistarboo「好きな中華そば?醤油ラーメン?」 コラムvol.14
 久々のコラムです。コラムも書くネタが・・。やっぱり、ラーメンネタですね。「中華そば」をテーマに今回は書きますよ。
 以前、書いたかも知れませんが、ラーメンは食べ慣れがおいしさの感覚の大半を占めると思うのです。昔から慣れ親しんだ味が、その人にとって「おいしい基準」になると思います。
 山形県ではいろんなおいしいラーメンが食べられます。でも、素朴な中華そばとなると、やはり地元かな・・。川西町上小松の「はしもと屋」が一押しですね。中細のちぢれ麺にあっさりした鶏がらベースの味。これが一番落ち来ますね。おいしいです・・そして、俺の口にあっているな!
 もちろん、そのほかにもたくさんおいしいところはありますよ。
 ラーメンと言えば「米沢ラーメン」! 初めて「ひらま」のラーメンを食べたときは、感動しましたね。すごくおいしかった!腹が減っていて、行列に並んで食べたね! ひらま系列と言われる高畠町の「福家そばや」「万来」などもおいしいですよね。
 米沢市内では、塩ラーメンで一押しの米沢駅前にある「ラーメン美喜」もいいよー! 細めんで有名な「喜久家」には、あまり細さにびっくりした!「可祝屋」も細いよね!「お堀端さっぽろ」は平打ち麺!「こやなぎ」は、昔からの中華そばだなって感じで、ファンも多い。閉店した「西部食堂」の中華そばもおいしかったなー。そして、いつも混んでいる「かわにし食堂」の中華そば。ここもおいしい!
 町内では、最近、ひまわりの醤油ラーメンもすごく味がいいなーっと感じるよ。
 ちりめん中華の看板がかかっている「やまご食堂」。細めんのあっさりした中華そばもおいしいが、背脂の入った「こってりねぎ中華」もうまいね!
 山形市内にもたくさんあるが、3種類の太さの麺が入っている「平和軒」もおいしい。比内地鶏の看板が目印だよね。
 「鳥中華」って知ってます? 今は結構出している店もあると思いますが、天童市の「水車そば」の鳥中華もおいしいね。日本そばのダシをベースにした中華そばですよね。
 なお、口コミ情報については、山形まるごと情報サイト「ヤマガタウェイ」で検索してみて!ヤマガタウェイHP
2009.03.28:ミスターブー:コメント(0):[食のコラム]

mistarboo「川西町 嵐山酒造 清酒のコニャック 25年熟成本格焼酎“秀洋”」

  • mistarboo「川西町 嵐山酒造 清酒のコニャック 25年熟成本格焼酎“秀洋”」
 川西町には4つの酒蔵があります。そのうち、焼酎を造っているのが、樽平酒造と嵐山酒造。
 焼酎は、最近、九州の焼酎がもてはやされているような気がしませんか?「稀少」「限定」「こだわり」という巧みな言葉を使われて・・私が思うに、もっと地元のものに視点を置くべきだと思うんです。
 山形市内の居酒屋なんかは、こぞって九州の芋焼酎を奉っているような気がしてならない・・そう思いませんか? 九州の焼酎を「店のウリ」にするくらいだったら、山形の地酒をもっとPRしろ!っと言いたい。

 いろいろ書いたが、結論から言うと、嵐山酒造の「秀洋(しゅうよう)」をPRしたいんだけど・・。
 昭和40年代?かな? フランスからボットスティルという蒸留器(下の写真)を直輸入して、「秀洋」を開発した。なんと、焼酎ブームが始まる前の話だ!この蒸留器は、聞くところによると、日本に2つしかない、世界に5つしかないという優れもの!それこそ、焼酎の本場・九州から視察に来たことがあるとか・・。

 それもブランデーと同じように、ホワイトオーク樽(下の写真)で25年間熟成させる・・すごいと思わないか? 俺が初めて「秀洋」を飲んだとき、「これ、焼酎?」と思ったほどだ。ブランデーのようなまろやかさ・・。今、飲める秀洋は、25年前の熟成された酒であることに神秘を感じないか?

 度数が40度ということもあり、若い頃は「秀洋? きつーっ!」と思ったけど、ロックでチビチビと飲むにはいい酒である。
 知っていると思うが、秀洋には兄弟がいる。「シーハイル蔵王」「いっちょまえ」と・・。陶器のものは、気品があって、なかなかいい。

 ここであえて苦言を呈するのは、値段が安いことだね。値段の高さは、酒の格調を高める場合もある・・「場合も!」である。せめて1万円以上だと良かったのかな?

あまり、素人の意見ばかりではダメだと思うので、こちらを参考にしてください。羽根田酒店ブログ 
2009.03.23:ミスターブー:コメント(0):[食べること・町内編]