雪深く山の峡(はざま)の湯の香り帰り土産はもやし雪菜よ
ふっくらと雪はこんもり いで湯里 あと一日と長の泊りよ
ろまん坂 下りて着くはなつかしく湯の香うれしや夕やみの宿
もてなしの心いためる女将たち湯船につかる ときはいつかも
夕やみに月明るくて登りけり ほたるの里の川の瀬音よ
平安の昔を偲ぶ小野川の何にたとふか小野小町を
旬の味 夏最高のなすがあり味噌汁ぬかづけ三に味噌あえ
うぐいすや何を語るや夏みどり湯船につかる さなぶりのあと
雪の夜は はるか遠くに灯りさす つかれ癒やすや小野川の里
世が世なら我も小町をみたいもの いく度通う四季のいで湯へ
みちのくのはるか昔を我想ふ いで湯の里の小野小町を
いつのこと昔を偲ぶやまぶきの花うつくしく小野川の里
画像 (小 中 大)
2006.01.07:misop
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