母のおにぎり
毎年 決まって娘たちは夏休みに私の実家へ泊まりに行きます。 今年もわくわくで飯豊で過ごしています♪ 夕べ送ってきて 私も一泊してきました。 仕事があるので今朝早く飯豊を出ました。 私のために、母がおにぎりを握ってくれていました。 母が握ってくれたおにぎりを食べるなんて何年ぶりだろう。 母のおにぎりは海苔が湿気っている。 昔っからだ。 海苔の袋の口を縛らない、そのままなのだ。 私はそんな母のズボラさを受け継いだのだが(^_^;) ぐにゃぐにゃの海苔のおにぎりが母の味。 決まって米はやわらかめ。 一般的な おにぎりとしては おいしいとはいえないのかも知れない。 きっと硬めのご飯にパリパリの海苔がいいはず。 でもね、 コンビニおにぎりで涙を流したことはないけれど、 母のこのおにぎりには涙が出た。 きっと私が無事で山形に着くように願いながら握ったんだろうなとか。 子どもの頃、遠足で食べた母のおにぎりと同じ味がするとか。 母のおにぎりをこうして口にすることができる幸せってすごいなとか・・・ おにぎりを握った私の母のその手のぬくもりが じんじんと伝わってくるのだ。 そして うれしいことにキュウリの粕漬け付! お腹だけでなく、心も満たされた 母のおにぎり。 お母さんありがとう。 これからも、元気でいてください。
2012.08.11