美蔵キルトだより

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パッチワーク・キルトが歴史上いつ、どのようにして
はじめられたかは、わかっていません

しかし、紀元前3000年ころのエジプト、
中国、インドなどで人々がキルティングをして
いたという証拠が残っています。

その何世紀も後に、オリエントからの
貿易商人や中東から生還した十字軍の戦士などが
キルトをヨーロッパに紹介しました。

キルトはベットカバーとして、
後には武装着の一部として使われるようになりました。

17世紀ごろには、
キルティングした服がみられ始め、
男性用、女性用の洋服につくられました

上流社会の流行に敏感な女性たちは、
スリットのはいったスカートの下に
キルティングの施されたペチコートを着け
デザインを見せびらかしていました

東方でキルトを発見した
ヨーロッパの人々の絶えることのない
好奇心は西へとむけられ
やがて未知の土地「アメリカ」へと注がれて
いきます。

2010.01.28:mikura-ki:count(3,204):[メモ/コンテンツ]
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