みちくさ教室が9/2,3の2日間で開催されました。
第6回目の今回、「すべての子どもが通える学校とは?」というテーマのもと『夢みる小学校』という作品を上映し、来場者数は2日間で計4回上映で約170名。多くの方に映画を観て頂くことができました。
最終日の上映後におしゃべり会を予定していましたが、満席だった初回を除くすべての回の上映のあと、一言感想会を行いました。感想会の参加者から頂いた感想の中のいくつかを紹介したいと思います!
・こんな学校に自分も通いたかった!
・「学び」に対する概念が変わった。
・教育者として、映画の中に出てきた「ありのままの自分でいられる」という言葉をとても重く受け止めた。
・自分が通った学校とも、今子どもが通っている学校とも違いすぎて、まだ消化できないでいる。
・序盤の子どもたちの様子をみて少し心配になったが、卒業シーンの成長ぶりに驚いた。
・この映画を、すべての学校の先生が観てくれるまで続けて欲しい。
・自分たちの地域でもこの映画を上映したい!(そのグループの方が後日連絡をくださり、11月に朝日町で上映会をすることが決定したそうです!)
などなど、映画を観終わった直後の率直な感想を伺うことができました。
上映会には、不登校の子どもを持つご家庭、招待券をお送りした学校関係者や市議会議員さんの他にも、様々な葛藤を抱えながらも毎朝子どもを学校に送り出しているご家庭の方や学校問題に関心の高い市民の方々も多くいらっしゃいました。
どの回の感想会でも必ず話題になったのは「どうやったらこんな学校がつくれるの?」ということ。映画を観たあと、より具体的な変化を求める声を多く聞かれたことは、学校の在り方を見直すことや不登校問題が待ったなしの課題だという認識を多くの方が持っているからだと思います。
上映会を企画した者としても、また不登校児を見守る親としても、この危機感を共有する方々と多く出会えたことは非常に心強い思いがしました。
後日、この上映会の振り返りも兼ねて「すべての子どもが通える学校とは?」というテーマで改めてお話会を開催したいと思います。(開催日を決定次第、こちらのブログで案内いたします。)