キャリアコンサルティングの変革

9月7日は平成25年度の国家予算要求の締切日でした。厚生労働省は、若者雇用戦略の推進として359億円を要求しています。その概要は、大学などへのジョブサポーターの相談窓口設置・出張相談の強化を図ると共に、中小企業団体・ハローワーク・大学等間の連携強化・情報共有化などにより、関係省庁一体となって新卒者・既卒者に対する就職支援を促進する、というものです。このような必要性を事前認識し支援の仕組みを構築しようとしているのがGHAです。「若者の雇用を推進」するには、高校、大学の進路指導の在り方、中小企業経営者の人材採用手法の変革と人材育成、そして、キャリアコンサルティングに従事する方々それぞれの変革が必要です。前述概算要求には「キャリアコンサルタントの質の向上という項目があります。スポット的にキャリアカウンセラーという国家資格者だけにたよることなく、高等学校、専門学校、短大、大学等での全ての教職員が「進路指導」の要点を学び、キャリアカウンセラーと教職員一体となって就活を支援していく仕組みが必要ではないでしょうか。GHAは「進路サポーター‘Sネットワーク(仮称)」として、その仕組みを準備しています。就活者だけに限らず、キャリアカウンセラーも「マナー」の本質を勉強する必要があります。服装ひとつとっても「マナー」に左右されます。次の格言はあるプログからの抜粋です。「服装は自分に対する誇りと、仕事に対する誇りの表れ」。
2012.09.13:[新着情報]