県内の中学校へ「読み語り」に訪問しました。
小学校では父兄や地域の方といった外部の方による読み聞かせは珍しくないそうですが、中学校として取り組んでいるところはあまりないのではないか、と校長先生よりお話しをいただきました。
担当させていただいたのは3年生。医療的ケア児やセンターの仕事を紹介した後、今後ますます多様性や個性を認め合う社会で生きていくことや障がいや障がいをお持ちの方への理解のメッセージを込めて選んだ医療的ケア児の絵本『ぼくのにいに』(作者:しょうじあいかさん)を読み語りさせていただきました。
真剣な眼差しでみてくれた生徒達は、数か月後には受験シーズンを迎え、いよいよ自分の力で社会に飛び立つ時期に近づいています。どんな地域にするか、どんな社会にするか、どんな未来にするか、読み語りを通じて考える機会となれば嬉しいです。
この記事へのコメントはこちら