欧州生活通信

▼ブラジル戦

というわけで、3週間前のバーレーン戦に続いて昨日ブラジル戦を観戦。
スタンドはほぼ満席。ここは私も含め日本人が多く住む地域なので、
ブルーのユニホームを着込んだ日本人サポーターも目立ちます。
とはいえ、観客の多くはブラジル見たさのドイツ人が殆ど。ブラジル
チームの選手紹介の時の盛り上がりは相当なものです。

いやーそれにしてもブラジル相手にここまで追い詰めるとは思ってい
ませんでした。開始早々加地のオフサイド判定先制ゴールでいきなり
ボルテージアップ。ネットを揺らしているのにそのままプレーが続行さ
れているのを見て??? 家に帰ってニュースを見、初めてオフサイド
判定であったと知りました。それにしても何であれがオフサイドなのか
理解できません。

しかし流石のブラジル。その後の華麗なパス回しからのゴール、ポストに
当たったカカのシュートを見て、こりゃ4対0かなーと思ってしまいました。
日本も中盤までのダイレクトパスで繋がりはありますが、決定的な違い
はディフェンスラインから先へなかなか踏み込めないことですね。
ブラジルは簡単に突破、若しくは強烈なミドルを容赦なく浴びせます。

しかし見事でした。俊輔の強烈なミドル。これには周りのドイツ人も熱狂。
思わず隣のドイツ人とハイタッチを交わしてしまいました。

それもつかの間ロナウジーニョのワンタッチゴール。流石です。こいつに
仕事をさせてはいけません。

後半は明らかにブラジルのサッカーも雑になり始め、なんだかしまらない
展開に。これで観客からブーイングが出始め、観客の声援は明らかに日本
に流れつつ試合が進みます。そして後半43分の俊輔のループシュート。
真正面で見ることが出来ました。大黒が詰めてこれで一気に観客は興奮の
坩堝に突入。それにしても大黒は素晴らしい。もう少し体がデカければ、
欧州のチームから声が掛かるのではないですかね。

結論から言えば個人的には満足の行く内容でした。ドイツ人も日本がここ
までやるとは意外に思ったことでしょう。その意味ではブラジルよりも
強烈な印象を与えられたのではないでしょうか。Man of the Matchに
ロナウジーニョではなく俊輔が選ばれたのも、この意外性を与えたから
だと思います。

願わくば決勝トーナメントまで進み、更に言えば、仕事で行くことになっ
ているFinalに登場してもらいたかったです。残念。
画像 ( )
2005.06.23:meadowpark
[2005.07.02]
羨ましー!! (nana)
[2005.07.01]
ですよね (Meadowpark)
[2005.07.01]
興奮再び♪ (nana)

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