湯の香 松の湯
▼天童古城のサイカチ
舞鶴山の展望台の西側通路に「サイカチ」という珍しい木があります。この木は、一般の家庭ではあまりなじみのない木ですが、戦国時代城の周りによく植えられたと言われています。幹のいたるところから鋭い棘が生えていて、見るからに恐ろしげな木。
山形城址には、樹齢数百年のサイカチの巨木が数多く残っているそうです。鋭い棘が防御に適しているためなのでしょうか。若木は食用、実は石鹸の代わり、種子は薬になったとか・・・。
天童古城であった舞鶴山に今残っている木は、親木ではなくひこばえ(親株から出た若い苗)が大きくなったもの。どおりで大木ではないわけです。
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舞鶴山といえば、サクラの剪定や枯れ枝の整理も大変です。きれいに咲かせられるのは、見えないところで努力している人がいるからこそ。
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桜の蕾はまだ固く、2か月後の開花の兆しはまだありません。全国的に暖冬傾向で、少しは開花の時期が早まるのでしょうか。
月山は雲に隠れていましたが、今日は葉山がきれいに姿を現してくれました。
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2009.02.16:matunoyu
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