湯の香 松の湯

▼心の鬼やらい

今日は旧暦の正月7日。「鬼やらい」という伝統行事が、若松観音で開催されました。一般的には、豆をまき鬼を追い払う行事として知られていますが、ここ若松観音では昔から全国の鬼を集め、法要の力で真人間にして世の中に帰すという儀式を行っています。

若松寺一山の僧侶の読経が終わってから、心の迷いや悩み、苦痛などが消え去るように宝印を体に押し付ける作法が行われ、参拝者の皆さんは胸、肩、頭などに押してもらい、今年一年の健康を祈願しました。

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ここでいう「鬼」というのは、実は自分の心に巣くっている煩悩を言うのだそうで、観音様の前で年に一度自己反省をする場であるわけです。

つまり、心のリセット・・・。

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この行事は、春迎えの古い伝統行事でもあり、毎年旧暦の正月7日に開催されます。
地元の人だけではなく、天童を訪れたお客様にもぜひ体験していただきたいと思っています。

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2009.02.01:matunoyu

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