遠赤外線効果
なぜ石窯でピザを焼くと美味しいのかというと、 石窯がマキで熱せられて出す遠赤外線の効果で美味しく焼けるということです。 石窯の遠赤外線効果! 私たちの身の回りにあるもの、例えば人間や動物の身体、机の上にある物、岩や小石など全ての物から「赤外線」が発生しているのですが、 石窯の場合は、石から発生する「遠赤外線」を利用してパンやピザを焼き上げるわけです。 発生する量は、物の温度が高くなるほど増えます。 ですから、石窯に薪で火を入れ、パンやピザを焼くのに十分な「遠赤外線」量を発生できるまで窯を熱するのです。 どうして、石窯でパンやピザを焼くと遠赤外線効果でおいしく仕上がるのでしょうか? これは、遠赤外線の特性を考えてみると分かります。 石窯の遠赤外線効果とは、 1.食べ物の四方(窯の側面・天井・床)から遠赤外線が放射される。 2.食べ物の水分が必要以上に蒸散しないため、食べ物の湿気がある程度保たれる。 3.食べ物の内側から火が通り始め、出来上がりは、内側がもっちり外側がぱりぱりになる。 という効果のためにおいしく仕上がるのです。 ガンガン火を焚き石窯の温度を上げる。 そしてその余熱でピザを焼きます。 直火で焼くのではなく、 あくまで余熱・遠赤外線で焼きます。 だからこそ石窯のナポリピザは美味しいのです(^^)v
2010.05.08